夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

仏壇と家具の再生

2016-07-22 23:04:44 | 日記・エッセイ・コラム

                                    仏壇と家具の再生

 約40年前の私の嫁入り道具の和箪笥

中が桐。

外が桜。

山の家から引っ越しするのを機に、リフォームをしてもらうことにしました。

 

扉を丁寧に外します。

引越とは、違っていますね!!

黒檀のお仏壇。

25年間山の家を守ってくれました。

仏壇職人の方が分解して、修理再生して下さるそうです。

仏壇職人の方は流石にお仏壇の専門家。

善光寺で頂いた家族全員の法名の置き場所も教えて下さいました。

大切なお仏壇が美しく再生されるのが、とても楽しみです!

金具は新聞紙で丁寧に保護します。

 

仏具や、黒檀のお膳等もクリーニングして、綺麗にして頂けるそうです。

普通の家具と違って、お仏壇は特別な家具。

どのように手入れして良いのか良く解らなかったので、本当に助かります。

三人の息子が、みんな一戸建ての新築住宅に入ったと言うのに、

仏様のお住まいのお仏壇が薄汚れているのは困ったなと思っていたのです。

 

 

                   二階からの運び出し作業

今日は幸いに少し涼しかったのですが、昨夜は小雨が降りましたので、お天気がとても心配でした。

午前中は何とかもってくれました。

重たい家具を人力で二階から一階へ降ろしました。

 

上に四人。

下に一人。計五人。

洋服箪笥。

和箪笥。

本箱。

重かったでしょう。

お家の方は、お父さんが家に帰ったら、Гお疲れ様。暑かったでしょう!」と

労いの言葉を掛けてあげて下さいね……

 

右側の方が仏壇職人の方。

ベランダの外赤い手袋の方が社長。

作業をして下さった富士宮市淀平町の『株式会社かごや』の皆様本当にご苦労様でした。

  

                  家具と仏壇のクリーニング、再生

  安価な使い捨ての家具とも言えないような物が氾濫している昨今。

  昭和の職人技の残っている日本の手仕事。技術。

 残して行こうと取り組んでいる若者たちを頼もしく思います。