桃色のお茶の花
観賞用の桃色のお茶の花
普通のお茶の花は白です。
蕾は丸い玉子の形をしています。
開花すると、椿の花にソックリです!
お茶は椿科の植物なので、葉や立ち姿も椿に良く似ています。
お茶の産地でも、お茶の花を実際に見ることは余りありません。
ひっそりと静かに咲く可憐な花です…
茶花として好まれるようですが、私は普通の白いお茶の花を好みます。
この桃色のお茶の花は、故郷で、自園自家製の製茶工場と販売を生業としている幼なじみが、花好きな私の為に一株山の家に持って来てくれたものです。
山の家の庭に自家植えにして、大切に育てていました。
が去年最初の引っ越しに伴って、慎重に根回し、鉢植えにして街中の事務所で、比較的日陰に置いて管理して来ました。
手入れの甲斐あって、今年も可愛らしい花が咲きました!
お茶は管理が大変な植物です。
寒さには弱いので、関東以北では栽培出来ないようですね…
新芽の出る時季には、遅霜で大切な新芽がやられて仕舞わないように、
熱心な茶栽培農家では、茶畑に設置した大型扇風機で一晩中
風を送って、霜が新芽に付着するのを防いでいます。
日照りや、暑すぎるのも苦手です。
暑さ寒さに弱くて、朝霧が出るような場所が好き!!
今日は秋分の日
暑さ寒さも彼岸迄
桃色のお茶の花も咲き始めました…
お仏前にお供えしたおはぎで熱いお茶でも頂くことにします。