結婚式から四十年経ちました
石の上にも三年と思って、我慢していた頃
心無い姑の一挙手一投足に、傷付いて萎れていた頃
自由奔放な姑や義兄夫婦の自分勝手な行動が一家を蝕んでいた頃。
摘まれても、刈られても再生して来る茶葉の新芽。
白山吹
触れるとはらはらと落ちる白山吹の花びら。
人知れず静かに咲いて、散る目立たない花。
ところが、おどろき、黒くて固いしっかりした種を、花弁の数だけ残しています!
最後に残るのは、足元をシッカリ固めたもの。
根っこでドンドン殖える鈴蘭。
結婚四十年
鈴蘭の鈴が鈴成りです。
六人の孫のようです……
私は、父とは13才。母とは37才で死別しました。
夫とは、何よりも明るい家庭を築きたいと思って生きて来ました。
今日現在夫ケビンは68才。健康体です!
私は壊れかけた器ですが、何とか生き延びています。
結婚四十年で、息子三人。お嫁さん三人。孫六人。合計十四人の大家族になりました。
子孫繁栄の願いは叶ったと思っています。
これからは、次世代へのバトンタッチをして静かに散っていきたいと考えています。
それにしても結婚写真を見返すのも嫌な思い出の結婚式……とその前後の経緯
お互いに、本当に良く頑張ったと思います……
悩みの無い人はいないそうですが、私たち夫婦の場合、周りに悩み事が多過ぎると思っています………
願わくば、これからの結婚生活は、静かで平和な日々が続きますように!