ニオイバンマツリ
花の色は移りにけりな いたずらに
令和元年五月十三日 (月) 自宅庭にて撮影
蕾、紫色、薄い紫色、藤色、白。
少し近寄って撮影してみました。
大分白に変色した花。
花の咲いた順番に、退色していきます。
不思議なことに、白く変色して崩れて行く時に、
蕾の時と同じ様に、また違った“骸骨の目玉"現象!?が見られます?
赤ちゃん返り!?
美しかった女性も年老いて、醜く崩れていく様!?
花の色は移りにけりないたずらに
我が身世にふる ながめせしまに
小野小町
ニオイバンマツリの植木は庭に一本で十分です。
反面教師として女の一生の手本に……
黒土に散った 黄素馨や銀木犀の星屑みたいに小さな落花。
夏の朝元気良くГおはよう!」と道行く人々に声を掛けながら、ほんの数時間だけ咲いて、
萎む朝顔の花の潔さ!
猛暑が過ぎて、やっと秋風が吹く頃に何時の間にか、実を結んでいる堅実さ!
そんな健気で儚い花が私は好きです……