自宅裏の水田で田植え
令和元年五月二十二日(水)
午前十時頃
自宅裏庭にて撮影
右側、茄子の鉢植えが置いてあるのが我が家の裏庭です。
乗用の田植機で隅々迄とても上手に植えています!
畦の所もキチンと測って、秋に乗用稲刈り機で刈り取る時に備えています!
苗は田植機専用の苗ケースに種籾を蒔いて苗専用のハウスで育てています。
整然と 型に収まる早苗かな
昭和三十年代の田植え
昔は苗代に苗を育てていました。
田植えの日には、予め、苗代から人が握り易い大きさに一束、一束、藁で縛って、
田んぼに運んで、代掻きをした田んぼに親戚や近所の人たちが大勢で並んで田植えをしていました。
田んぼに整然と田植えをする為に、行灯の枠のような ゛三角柱の木枠“が在りました!
稲を二三本手に持って、三角柱の木枠の印の所に 根っこを真っ直ぐに成るように植えます。
一辺が植え終わったら、枠を回転。
隣の苗、前後の畝との間隔。
畝と畝との間隔も一定優れた昭和の農機具です。
私の生家では昔使用した稲作用の農機具等を沼津市の民族資料館に寄贈しました。
田植えの時には、猫の手も借りたい位人手が大勢要るので、学校は農繁休暇になりました。
非農家の家の子供は、田植えの手伝はしなくても良いので、休みになって喜んでいました。
あまり手伝いの役に立たない低学年の子供のいる家ではむしろ迷惑な休みだったかも知れません。
順番に 箱入り早苗 植えて行く
二本の丸い手が素晴らしいです!!
隅々迄苗を綺麗に植える為の、センサー、計測器みたいな役目?
周囲のコンクリート壁にぶつかったりしないで、回転したり、植え付けたり、自動田植機にも技術が必要です!!
上げたり、
下ろしたり、
頼もしい農業後継者です!!
田植機の 若者独り 精を出す
田んぼのある風景
私は専業農家の娘なので、
田植え時の田んぼを見るととても懐かしくて、働いている人に声を掛けてしまいます!
田んぼの中に亡き父母や祖母。
田植えの手伝いに来てくれた伯母や叔母、未だ仲が良かった兄たちの若い姿があるような気がするのです……
もう半世紀以上前の懐かしい故郷の田植え。
令和元年の田んぼ
故郷の田んぼには、ららぽーとが建設中とのこと。
元苗代だった田んぼの上には、叔父や兄の家。
生家所有のアパート等が建っています。
箱早苗 昭和は 遠くなりにけり