撫子 ナデシコ
カワラナデシコ
カワラナデシコは※大和撫子の言葉の元になった撫子。
日本各地の野原や河原等に自生してる多年生の植物です。
※大和撫子 ⇒奥床しくて慎み深い女性
撫子の花は、古くから愛されて、多くの文学作品にも登場します。
枕草子 清少納言
六十七
草の花は なでしこ。
唐のはさらなり。※唐なでしこ(石竹 セキチク)
大和のもいとめでたし。※大和なでしこ(河原なでしこ)
源氏物語 紫式部
常夏 の巻
常夏⇒撫子のこと
春から秋まで長い間咲いているから
秋の七草の一つです。
秋の七草とは、
萩 、 尾花⇒薄、 桔梗、撫子
葛、藤袴、女郎花。
ダイアンサス
唐なでしこ。
石竹セキチク
清少納言のお気に入りの草の花!!
平安時代には唐から伝来して、貴族たちが屋敷の庭で育てていたようですね。
一株で、こんなに沢山花が咲いています!
品種改良が進んで色々なダイアンサスの花があります。
長い間沢山の花を咲かせて楽しむ為に
咲き終わった花殻に種を作らせないようにします。
花が綺麗な内に、こまめに切って花瓶に活けたり、人にあげています。
花の付いた株の周囲の風通しが良くなるように、
古株や雑草、育ち過ぎた周囲の植物を除去しています。
好きだからと言って、むやみやたらに増やせば良い訳ではありません。
撫子に限らずほどほどの空間に、適当な本数が個人の庭作りの基本です。
上から撮影
撫子は撫でし子
撫子は、とても可愛らしくて育て易い植物です!!
花言葉は純愛。無邪気。純粋な愛。いつも愛して。
思慕。貞節。
女性の美。
才能。大胆。快活。⇒撫子ジャパンにピッタリな花言葉ですね!