黒いカルピス
赤いグラジオラスの花
令和元年七月七日(日) 自宅庭にて撮影
黒いカルピス
何それ!?どんなもの!?と思われる方が殆どだと思います。
お中元の季節になりました。
今もカルピスはお中元の品物として利用されているのでしょうか?
私は絶対に利用しません。
黒いカルピス
今から四十年程前、私が長男を出産直後、
珍しく姑が私に差し入れだと言って、カルピスをくれました。
当時はカルピスは白と青の水玉模様の紙の包装紙に包まれた瓶詰めでした。
何の疑いも無く、勿論警戒心等全く持たずに、
コップに原液を注いでビックリ仰天。
瓶の口からは、
初恋の味の爽やかな乳白色とは似ても似つかない、
泥っとした薄黒い毒々しい不気味な液体が流れて来ました。
未経験の匂いもしていました…
思わずのけぞったのを覚えています!
実はこれ
姑特有の嫌がらせ。
嫁イビリなのです…
何時の物だか判らない、何年間も夫の実家の物置に箱毎積まれた、
どこかの会社か何かから義父宛てに届いたお中元。
新しく届いたお中元等は、お仏壇も無いのでお供えする訳でもなく、
無造作に玄関先やその辺に置かれていました。
御歳暮の林檎等は、流石に食べたようで、
「林檎が沢山届いて、美味しいのと、不味いのがあるから美味しいのは私が食べて、不味いのをあんたにやる。」
とか、「キュウイなんてあんたが食べるもんじゃないよ!」
等言いたい放題の事を言っていました。
「誰も食べないからあんたにやるよ夫人」
そんな人を馬鹿にした事を言ったやったりする人がこの世の中にいるんだと初めて知った私ですが、
世の中には、ソックリさんがいるものです!
「タンポポさん、これ(家では)誰も食べないからあんたちにやるよ。持って行かない?」
と言って賞味期限を半年以上過ぎた盛岡の冷麺を私に寄越した夫人。
どうもГこれ誰も食べないからあんたにやるよ。」は、夫人の口癖みたいな決まり文句のようでした。
義理の妹さんが、たいして親しくもない私に、
夫人のГこれ誰も食べないからあんたにやるよ。」の件で悪口を言った時に、(可笑しくて実は私も被害者です!!と同意したかったのですが、)
後が怖いので、「マァ?」と初めて聞く話のようにしていました。
後で、私がああ言ったこう言ったなどと言われるのは真っ平御免です!!
夫人の被害者はかなり多いようで、傷んだ筍や、従業員もおかずがすえたお弁当などを渡されていたようです……
もし、食中毒を起こしたり、運悪く死亡したりしたらと考え無いのでしょうか!?
人間としての品位、人格を疑います!
げに、食べ物の恨みは恐ろしい!!
変なもの嫌なものを与えられた事、兄弟で差別されたり、少なかったり、食べさせて貰えなかったりしたことは、
何時までも忘れないものです……………
塩カルピス!?
昨日新幹線のホームで、暑さ対策、熱中症予防に『塩カルピス』と言う新商品を
ケビンが買って来ました。
喉がカラカラだったので、ペットボトルの口から一口!?
甘くてチョッピリ酸っぱいГ初恋の味カルピス」が
しょっぱい Г認知症予防飲料 」に進化していました。
あの物置で十年以上寝かしたカルピスも、今頃は
五十年以上寝かせたビンテージカルピスとして価値が出たかも知れませんね~