七月に入ってからも相変わらず長雨が続いている。
シトシト雨だけで無く、雷を伴ってザーザー降る時もある。
朝早くから綺麗に咲いていても、足を止めて見る人もいなくて気の毒な朝顔の花。
畑の野菜たちも折角実を結んでも、日照不足で大きくなってきません。
昨年採れすぎて嬉しい悲鳴をあげた茄子たちも、
今年は申し訳程度に大きくなっただけです。
夏の緑色の野菜の出来は、
空芯菜もひょろひょろで成長不足。
とても摘めたものではありません。
ピーマンやカラーピーマンは背丈が伸びない内に、例年よりもかなり小さな実を付けています。
スイカや真桑瓜は弦をドンドン伸ばして畑を占領していますが、
受粉しても小さな実が茶色になって落下してしまいます。
救いは、最初の頃受粉した実が確実に大きくなっていることです!
果たして味はどうでしょうか?
水っぽくてこんにゃくみたいな舌触りの不味いスイカは、頂けませんね~
老後の楽しみと趣味の家庭菜園でさえこんなですから、
専業農家の方々は本当に心配だろうと思います!!
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
雨ニモマケズ 宮沢賢治より
昨年の今頃は、猛暑日、酷暑続きで 汗だくの毎日でした。
今年は冷夏で終わってしまうのでしょうか!?
一昨日近くの夏祭りで小雨模様の中、花火が上がっていましたが、
10分もしない内に終了?
野菜や稲の生育だけでなく、海水浴場や避暑地等の観光地の方々も
気が気でないお天気だと思います。
父親が死去した中学2年時の担任の話で一つだけ印象に残っている話
『一年365日の内で曇りや雨の日の方が晴れている日よりも多い。
だけど、人間は都合良く晴れている日が多いと思い込んでいる!?』
実際はどうなのか解りません!
が、天気だけでなく、人生も雨の日、曇りの日が多い。
だけど、楽しかった日や嬉しかったことなど『はれのひ』を思い出したり、夢見たりして頑張って生きているんだと解釈して生きて来ました。