肩の荷を落とす!?
普通の使い方は、『肩の荷を下ろす』
人生でずっと背負って来た 、所謂『お荷物』を下してやっと一息つく。
重圧や負担から解放される。
厳しい舅や姑にいびられながらも、長い間介護して来た嫁っ子が彼らの死去に際して心底ホッとして
やれやれ、これで私も、やっと肩の荷を下ろすことが出来ると口にする言葉です。
葬儀を終えて、肩の荷を下した 資産家に嫁いだ同級生は、
「もう私のことを叱る人はいないさ...」と安堵の表情で語っていました。
ホタルブクロ 5月29日㈰ 自宅庭にて撮影
『肩の荷が降りる』
不安に感じていた物事が解決する。
中々良縁に恵まれていなかった子の結婚式を終えて、親が
心底安心して思わず口にする言葉...?
胸をなで下ろす。
心が、穏やか。
良い伴侶を得て、やれやれこれで少しは落ち着いた生活を送ってくれるだろう...
さて今日の題
『肩の荷が落ちる』と言う聞いたことも無い言葉ですが、
私の造語です。
『肩の荷が下りる』も、『肩の荷を下ろす』も、
『肩の荷』は、好むと好まざるとに関わらず、自分で背負っている事を自覚していると思います。
義父母も子供も自分と無関係ではありません。
自分が来た道。行く道です。
『 肩の荷を落とす』
『肩の荷が落ちる』は、自分が何も知らないうちに、背負う必要性も無いのに
いつの間にか、
【おんぶお化け】の様に
背中に乗っかっていた得体の知れないモノが、
ある日突然ドスンと肩から落っこちる様です。
背負う 責任も義務も無いのに、重圧と負担だけではなく自身の体力気力も奪う【ナニカ】が
まるで今まで魔法にかけられていた様に、消えてしまうことです。
ムラサキツユクサ 5月29日㈰ 自宅庭にて撮影
喜怒哀楽。
苦あれば楽あり。
悩みの無い人はいないそうです。
生老病死の苦。
自分で背負っている事を自覚していない肩の荷
落として気楽にいきましょう!!