結婚式から45年経過
昨日5月2日は、私たち夫婦が結婚式を挙げた日です。
が、結婚記念日ではありません。
叔父の言葉を借りると、『会社の結婚式』
写真を見て思い出すのも辛いので、写真は二階のロフトに封印されたままです。
意地悪な『姑の特別な計らいで、わざと結婚式場へ証人用の印鑑を忘れ』
結婚届けが提出出来ませんでした。
式の後その日の内に、新幹線で三島駅から夫の赴任先島根県に向かう時に、
私の教え子たちが見送ってくれたことが何よりのお祝いです。
私たち夫婦が乗車すると、思いがけず
ホームの生徒との別れの様子を見ていた車内の乗客の方々が、
一斉に『先生おめでとう!!』と大きな声でお祝いの言葉を掛けて下さいました。
本当にびっくりして、嬉しくて、心の中のわだかまりや不安が消えていく様な気がしました。
途中の駅で降りる時に、「お幸せに!」と丁寧に声を掛けて下さる方も沢山いらっしゃいました。
言葉では言い尽くせない程、色々な事の有った波瀾万丈の結婚生活です。
が、昭和52年5月2日に三島駅から乗った新幹線の乗客の皆様の心のこもったお祝いの言葉に励まされて歩んで来た45年間だったと思います。