夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

令和四年の田植え

2022-05-24 22:48:22 | 日記・エッセイ・コラム

令和四年の田植え

乗用田植え機

 

2022年5月23日(月)

静岡県富士市、町はずれにある自宅裏水田で田植え

朝六時頃から、男性二人で乗用田植え機で田植。

専業農家出身の私は、例え他人の田んぼでも、田植えや稲刈りはワクワクします。

カメラを持って朝からずっと見学させて頂きました。

富士山も見守っています。

 

田植え機の名前は、さなえ。

自動的に肥料を撒いてくれる道具は、コマキ。

私が子供の頃は、田植えは農家の春の一大イベント。

親戚や近所の人々が手伝いに来てくれて、大勢の女し(おんなし)が、腰を屈めて一株ずつ田んぼに植えて行きました。

お互いに日にちを融通して助け合って田植えや、稲刈り等の農作業を行っていました。

農繁期には自分の家の田植えが終わっても、

手伝ってもらった家の田植えが終わる迄毎日毎日田植えでした。

膝上迄も埋まってしまう程の泥田の田んぼに、板で出来た重たい田下駄(タゲタ)を、履いて一日中腰を屈めての作業なので、腰だけでなく足も背中も痛くなります。

列を揃えて植えて行くので、皆に遅れないようについていくのも気を使います。

本当に重労働で大変だったと思います。

 

令和四年の田植えは

  乗用田植え機で男し(オトコシ)が二人で、変形した田んぼ三枚を二時間程で終了。

道具や機械を片付けてから直ぐに、田植えを頼まれている次の田んぼに向かいます!

 稲作は、専用の大型機械を持っているプロに頼んだ方が、合理的な時代になりました。

 

夕陽を浴びる早苗

今年も豊作になりますように!!

田植えが終わった日の稲田

 機械で植えても美しい。

私の大好きな景色です。