清水エスパルスが何とJ2に落ちることが決定しました。
試合をテレビで見ていても何となく悪い予感がしていました。
後ちょっというところで点を入れられて負けてしまう試合が多かったからです。
点が入ると安心してしまうようで、後半で逆転負けとか引き分けとか勿体無い。
徒然草の『高名の木登』の*あやしき下郎の名言「心して降りよ」
は現代にも通じる教えだと思います。
*怪しき=身分の低い
高くて足がすくむ様な危険な場所にいるときには、気を付けているが、
そこをなんとか下りて安全と思われる場所。
後もう少しで地上と言う時に、気が緩んで落下して命取りになる
高名の木登りは、弟子が高くて危険な場所にいる時には声を掛けないで見守り、
油断が生まれそうな一見安全そうに見える最後の所で「気を付けて降りなさい。」と一言。
華麗で素晴らしいプレーをする選手たちに『油断大敵』と言う心を整える教えを伝える指導者が必要だと思います。
雇われた監督が、
目先の点数や順位にとらわれるのは仕方がありませんが、若い選手たちに活躍の場を与えることも大切だと思います。
人生も最後の最後、晩節を汚すことのないように心して生きよう。
「後進に道を譲る。」ことの出来ない老害政治家多すぎると思います。
秋の夜長に徒然なるままに