夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

石の上にも三年

2023-01-12 22:26:52 | 日記・エッセイ・コラム

石の上にも三年

 

2023年1月8日(日曜日)

静岡県沼津市柳沢 にて撮影。

八畳石

臨済宗中興の祖

白隠禅師が若い時に、原から愛鷹迄毎日通って坐禅修行したと伝わっている大きな石です。

 

60年程前、私も愛鷹小学校の遠足で歩いて往復しました。

今でもかなりの急坂ですが、60年程前の舗装されていない石ころだらけの道は

体力の無い子供の足ではかなり大変な道程でした。

 

          石の上にも三年

 今年の箱根駅伝で、夫の母校中央大学が準優勝。

皆かなり驚いているようですが、私は『今年は今までとはなんか違う。』

 『びっくりするくらいの好成績を出すんじゃないか』と期待していました。

 藤原監督(42歳)になって7年。

様々な紆余曲折を経て、

エリートのいないチーム。

後輩を支えたエースのいない叩き上げ世代が、

「エースたちが戦える舞台。土台を作るのが4年生の仕事」と皆で力を合わせて作ったチーム。

    強くなっていく発展途上のチーム。

 

 強豪青山学院大学というモンスターにビビる学生たちに、

藤原監督は「そんな気持ちじゃ100年経っても勝てないよ!!」と言ったそうです。

先ずは生活指導からと言うことで、

学生たちと一緒に寮生活を送り、偶に自宅に帰宅すると子どもさんが「また来てね~」と言ったとか...

 

  中央大学の駅伝チームは40人しかいないとか...

能力のある優秀な高校生をスカウトする時に

重視するのは学力。

彼らの卒業後の事も考えて選考しているそうです。

吉居兄弟も法学部法律学科在学中です。

 

選考する時に見るのは、負けた後の態度。

シューズを投げ捨てるなんてもってのほか。

全然悔しがらないのも、ダメ。

負けて悔しがるくらいで無いと伸びて行かないとか...

練習して今度はもっと速くなりたいという気持ちが次に繋がるようです...

 

石の上にも三年

継続は力なり