夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

荘厳な ジェノヴァ サン・ロレンツィオ・大聖堂

2019-02-13 15:19:23 | 旅行記

2019年1月19日

ジェノヴァ サン・ロレンツィオ・大聖堂 のライオン像

日本の狛犬みたいな役割?

外観は白と黒の縞々の大理石の特徴的な建物です。

正面入り口の彫刻には、

網の上で灼かれた? 聖人?を祀る

 

祈りを捧げる

見事

美しい

としか表現出来ないほど完成された緻密なステンドグラス

天井からの光を上手に取り入れて、荘厳さを醸し出している内部。

暗い中で、蝋燭の灯りが私たちの行く道を照らしています。

暗いと不平を言うよりも進んで灯りを灯しましょう!!

ジェノヴァ

サン・ロレンツィオ・大聖堂は、今回の地中海クルーズ旅行で

私が一番心に残った場所です。

 正直ジェノヴァに行く迄名前も知らない大聖堂でした。が

中に一歩足を踏み入れた途端

言葉に出来ない程の無数の純粋な祈りの重みが伝わって来ました。

 多分この教会で、海洋貿易に出ている息子や夫の無事を祈った女たちの祈りや

まだ安全な航海が確立しない時代に外洋に出て行く海の男たちの純粋な祈りが

この建物の隅々迄染み込んでいるからだと思います。

フェラーリ広場からも近く、良い場所に在るのに、

旅行社から送付されたパンフレットにも名前も載っていませんでした。

白と黒の縞々の古びた建物の中に、

こんなに荘厳で緻密なステンドグラスが在るなんて、

何度もイタリアを訪れているジェノヴァやイタリアに縁のある人や、

大聖堂を研究している日本人でないと知らないのではないかと思います。

入り口の扉も閉まっているので、大抵の観光客は素通りしていました。

入場料も無料でした。

有名になると、観光客が押し寄せて来て、入場もミラノのドゥオーモのように行列一時間以上なんてことになってしまうのかも知れません。

古都ジェノヴァの荘厳なサン・ロレンツィオ・大聖堂を地中海クルーズ旅行の最初に見ることが出来て本当に良かったです!!

 ジェノヴァに旅行する予定の有る方には、ステンドグラスの見学だけでもお勧めしたい大聖堂です。

ジェノヴァではコロンブスの家とかロッリの邸宅群とかも見学しました。

が、特別に感動しませんでした。

コロンブスの家は18世紀に彼の生家跡に建てられたもののようです。

 

 

 


ジェノバの街角

2019-02-12 22:00:20 | 旅行記

重々しい扉

大邸宅群はジェノヴァの栄華を伝えています。

 

 

 

ジェノヴァの街角

狭い路地

坂道

石畳

 

 

パン屋さんの看板

 

 

 

 

大邸宅の入り口

 

ジェノヴァ

フェラーリ広場

海洋貿易で栄えた全盛期に建てられた豪壮な邸宅が残る古都です。

 

 

 

 

 

 

 


ヨーロッパ旅行 のりもの あれこれ

2019-02-11 20:47:21 | 旅行記

ヨーロッパ旅行乗り物あれこれ

 

マルタ島巨大エレベーター

港に停泊している船の12階から撮影しました。

城壁に囲まれた港から上に行くのは有料。

上の公園から降りて来るのは無料!?と説明していました。

 

 

ローマ

コロッセオの前を走る乗り物

 

ジェノバのホテルの前を走る連結したバス

交差点がロータリーになっているので、直角に曲がらなくても良いので、こんなに長いワンマンバスが走れます。

数年前に訪れたパリでもこんな感じの乗り合いバスが走っていて、乗りました。

床が低いので、乗りやすいです!

 

 

マルタ島にて

古都のあちこちを観光しながら走る乗り物?

巨大遊園地の中を走る車みたいなモノです…

       ミラノの自転車

ミラノ市内 駐輪場  ローマやジェノバ等街中至る所が左右縦列駐車で車が溢れかえっていますが、ミラノでは公共の自転車が使われているようです…

去年9月に訪れた中国と違って、決められた駐輪場に 整然と駐輪されていました。

公園の自転車置き場

ミラノの二日目はあいにくの雨。

午後空港に向かう頃には、霙混じりの雪になりました。

ミラノはイタリアでも北部に位置しています。

車で少し走るとスイスなので、寒い訳です。

空港にもスキーを担いだ旅行者が沢山いました。

 

路面電車も走っていました。

 

 

       ミラノ美術館で借りた自走式電動車椅子

                          解りやすいスピードメーター

 

 速いのが兎

遅いのが亀

ウサギとカメの話って全世界共通なのでしょうか?

ミラノ空港

身体障害者を最寄りのゲート迄運んでくれる電気自動車です。

 地中海を行き来している大型フェリーです。

部屋のベランダから撮影しました。

 

 


マルタ島で時を駆けて

2019-02-10 18:57:40 | 旅行記

歴史の中に迷い込んだような路地

恐ろしいほど静まり返っている。

重々しいドアノブ

人の気配が全くしない

 

 

人っ子独りいない!!

 

古びたドアノブ

黄金の眩い輝きが薄気味悪く見詰める紅いドア。

 

古びたとてつもなく高い城壁

生活感の全く感じられない街中

どの館も無人の幽霊屋敷にしか見えない気味悪さ

 

 

 

少し空間が在るとホッとする。青空も見える。

木々の緑も見える。

 

人もいる。車もある。

観光客で溢れかえっているローマやミラノと違って薄気味悪いほど静まり返っている不思議な都市

この門は古の時代への入り口

 

 

 

 

 

 

 

 

 


空港内の車椅子移動

2019-02-09 15:58:00 | 旅行記

空港内の車椅子移動

イスタンブール空港にて働く電動車椅子

トルコ

イスタンブール空港にて撮影

バッテリー付きの電動車椅子で、かなりのスピードで、各利用者を最寄りの場所迄運んでくれる優れ物です。

国際線では出国手続きの場所の手前で次の担当者に交代します。

同行者は走って付いて来るのが大変です!スタッフたちは、

空港職員や各航空会社の社員ではなくて、空港内で、障害者の移動を手助けする下請け業者のようです。

一つの業者が障害のある搭乗者の手助けを請け負っているようです。

名前と行き先、搭乗する便などがコンピューター管理されていて、私も手続きをしていたので、東京、名前等を呼ばれました。

とても親切な運転手さんでした。

 寒さを防ぐ障害者専用の待合室もあって、名前と行き先を確認してから順番に運ばれて行きました。

骨折して松葉杖の女性とかもいました。

写真撮影は禁止されていました。

この電動車椅子は、広大なイスタンブール空港内を縦横無尽に走り回って、旅行者を速やかに目的のゲート迄運んでくれます。

 

ミラノ

国際空港内の障害者専用カート

手続きをしておくと、名前を呼ばれて荷物と一緒に専用ゲート迄運んでくれます。

車は変わりませんが、運転手さんは場所毎にチェンジします。

スタッフ毎に持ち場が決まっているようです!

凄く楽チンでした!!

ケビンも助手席に乗せて貰えて良かったです♪

 

      2019年1月17日、29日  成田空港にて撮影

成田空港にて宝の持ち腐れの車椅子たち

出国ロビーの一等地を占めているのに、無用の長物となっている車椅子たち!!

 

埃を被らないようにカバー迄してある高級車椅子。

誰が使うのか、

誰が押してくれるのか、数だけはメチャメチャ多いです!

各航空会社の準備する車椅子の適切な数はどうやって決められているのでしょうか?

今回行きも帰りもトルコ航空でしたが第一ターミナルに二台しか車椅子がありませんでした。

偶々私が乗った一台が壊れていたので、違う会社の係員に頼んで、トルコ航空の係員を呼んで貰い、壊れていない車椅子に取り替えて貰いました。

アメリカ系の航空会社の車椅子置き場には膨大な数の車椅子が置いてありましたが、そこで、海外旅行馴れしている若者たちがトランプに興じていました。

 

飲食店のある四階にはエレベーターで行けないので、車椅子もベビーカーもお荷物になります。