夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

お見合い記念日

2019-02-28 20:56:03 | 日記・エッセイ・コラム

    今日はケビンとタンポポおばさんが今から 42年前昭和52年にお見合いをした日です。

  デザートの苺を緊張状態の余りポロリと落としたケビンのはにかんだ笑顔が可愛らしくて、

Г 私この人と結婚するかも!!」と思いました。

   ドキドキで 苺ポロリと 見合いなり

    春近し  笑顔眩しく  はにかむ君

二ヶ月後の5月2日に結婚式を挙げて、

朝ドラの脚本になる位の紆余曲折を経て、現在に至っています。

  

ヒマラヤユキノシタの花

 

       縁があって結ばれたピアノの音が聞こえて来そうな御夫婦

  先日テレビでジャズピアニストの小曽根真さん、俳優の神野三鈴御夫妻の奥様も

Г私、この人と結婚するかも!!」と同じ様に感じたと言う話をしていらっしゃいました。

 奥様が阪神淡路大震災チャリティーコンサートの企画をして演奏依頼を電話でお願いした時に、小曽根さん

Г名前なんか出さなくても良いから。」と世界的に有名なジャズピアニストなのに、

ごく自然で謙虚な返事だった。」と言うのが決め手だったようです。

 他の音楽家にもお願いしたそうですが、

ポスターの一番最初に名前を出して欲しいとか、 自分を発起人にして欲しいとか…………

注文を出してきたようです…

 

  奥様のお気持ち凄く良く  解ります。

 本当に何も要らないんです。純粋な気持ち

自分の音楽で被災者の力になりたい!それだけ!!

真さんのそんな所に惹かれたのだろうと思います。

 

 真さんも若い時から世界的なジャズピアニストとして名声を得ていましたが、

色々な経験を経て、『他人のせいにしてはいけない。』と言う事に気付かれたそうです。

昔一緒にセッションをして、迷惑を掛けた人たちに謝りたいともおっしゃっていました。

ケビンとタンポポおばさんのお見合い話は、特殊鋼の仕事をしていたケビンの父親が孫の顔を見たくてドンドン進めたようです。

 Г鉄は熱い内に打て」とか言って煽っていました!

トンチンカン トンチンカンと鋼を叩く鎚の音が響いて来そうな話ですね。