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4月も週2回更新予定でいきます。
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そろそろ葉桜になりますね。
これから新緑の季節、就活も本格的になってきます。
しっかりと「気を引き締めて」がんばっていこう。
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この季節、就職アドバイスする側が心がけていることを
書いていこう。
就活で思うように結果が出せないとき
だれでも苦しくて慌ててしまうものですが
まずは力を抜いて「沈んで」みよう。
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■おぼれる人を救うには。
もがいている最中には、手助けが難しいのです。
※※※
ジャノメミシン元社長 嶋田卓弥(しまだ たかや:1901-1983)がかわいがっていた、ある広告会社の若い社長から「取引先の倒産のあおりをもろにかぶって、このままでは会社が潰れてしまいますので、何とか、お金を融通して下さい」とかけ込んできた時、きっぱりと断ってしまった。
「溺れている人を助けるには、いったん沈んで気を失った時、静かに立ち泳ぎでひいて救うのがコツで、もがいている最中に近づくのは、いかなる水泳の達人といえども危険である」からだ。
※※※
伊藤肇「人間学」PHP文庫から
経営の神様・松下幸之助にも、水泳のたとえ話があります。
※※※
泳ぎ方のコツを身につけさせるときは
「浮け」と教えるものではない。
まずは「沈め」と教えるのだ。
「よし、沈むところまで沈んでやろう」
そう覚悟を決めたときに、体は自然に浮く。
※※※
大 久光
『松下幸之助の 私は「この生きかた」を大事にしてきた!』知的生きかた文庫から
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これらの「水泳のたとえ話」は
いずれも経営者の実体験からにじみ出た教訓なので
覚えておいて損はないと思うよ。
余計な体の力を抜いた瞬間
「浮かび上がることができる」ということだ。
就活の場合には、いったん自分の素直な気持ちに立ち戻って
現在の活動を静かに振り返る「気持ちクールダウン」ということです。
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■努力の使い分け
クールダウンしたら、次は方法の見直しだ。
※※※
努力には二種類あって、一つは「直接の努力」で、もう一つは「間接の努力」である。
直接の努力とは、当面のさしあたっての努力で、その時その時を力を尽くして精いっぱい頑張ることである。
そして間接の努力とは、準備する努力であり、基礎・源泉となる努力をいう。
ある程度の努力をすれば、それに見合った結果が生まれるものであるが、それが必ずしもよい結果ばかりではない。それは、努力の方向が悪かったか、そうでなければ「直接の努力」だけがはたらいて「間接の努力」が欠けていたからである。
※※※
幸田露伴「努力論」を読む/渡部昇一編述 知的生きかた文庫
就活がうまくいかないとき
「これはあくまで努力の方向が悪かったのだ」という方法論で認識することは大切だよ。
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社会人ならば
仕事のミスを「心理的にずっとひきずってしまう」人よりも
仕事のミスを「段取りが悪かっただけ」と割り切って考える人のほうが伸びます。
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ここから先の相談は具体的になるから
キャリアセンターやアドバイザーにお願いしてみよう。
まずはこういうところから。
~~桜が葉桜に変わる季節に。
4月の更新予定も原則として毎週水・日です。
じゃあまたね☆
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