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2012年GWの増刊デス。
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5月も週2回更新予定でいきます。
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こんにちは。
先週、理化学研究所(埼玉県和光市)の一般公開に行って来たので
その報告からブログテーマにつなげますね。
まずは最先端のSAMURAIから見ていこう。
■青い侍(SAMURAI)の初公開
理化学研究所の地下21メートルに
加速器研究センターの加速器という巨大な装置があります。
2012年の一般公開で初公開されたのは
Superconducting Analyser for MUlti-particle from RAdio Isotope beam
という名前の測定装置。
名前を省略してSAMURAIという名前がついてます。
SAMURAIというネームと青い塗装から
世界最先端の研究施設に
ジャパンブルー・戦う戦士のイメージをうけます。
理系で活躍したい人の就職活動に想いをはせて
半導体レーザー、光ファイバーなどの研究で有名な
工学博士の西澤潤一先生の言葉を贈りますね。
※※※
無資源国家である日本は、国際競争が叫ばれるなか、国民の持っている才能を存分に活かさなければ、外国と対抗できない時代に突入したのである。
新しい創造・発見にもっとも不可欠な「個性を伸ばす教育」に転換すべきだ。
※※※
西澤潤一『個性を育てない「教育亡国」からの脱皮を』
(小学館「新教育基本法6つの提言」2001年に掲載)
■発達環境は繰り返す
tarebonは文系の王道・文学部出身なので
ここから先は文系テーマに変換します。
ふたたび西澤潤一博士の本から
※※※
たとえば、私の友人のケースである。中国人の女性と結婚し子どもを授かり、日本で自分の両親と同居生活することになった。そしてバイリンガル教育をしようと、祖父母と父親は日本語で話しかけ、母親だけが中国語で話しかけるという生活をつづけた。
その結果、どうなったか。
子どもは3歳ぐらいのとき、円形脱毛症になってしまったというのだ。
・・(中略)・・・
幼少期は、頭のなかで自然と神経回路が形成されていく時期である。その段階で、二つの言語で物を考えさせれば、神経回路は混乱する。
つまり、何でもかんでも、小さい頃から教えるのが正しいとは限らないのである。
※※※
(前掲書)
~・~・~
就職して社会人になる段階ではもう一回
「子ども」の頭脳の発達と同じような環境がめぐってきます。
毎年GWの前後から、急に不安に駆られて
無理なバイリンガル教育を受けた子どものように
体に変調をきたす人も増えてます。
前述の円形脱毛症の子どもを回復させたのは
医師の指導のもとで家族全員が
「日本語で話しかける」ようにしたことでした。
自己分析からスタートしたはずの就活ステップを
今一度しっかり確認しておこう。
無理になんでも詰め込み過ぎないことだよね。
~・~・~
GWは、意識して思いっきり「子どもの発達環境」を
自分で作り出してみよう。
それがベストな5月病対策。
青いSAMURAIと共にファイト!
5月の更新予定も原則として毎週水・日です。
ではまた☆
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