フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

廃校

2012-04-25 08:59:12 | Weblog
赤い鉄橋の風景に惹かれて降り立った田舎道。鉄橋の方に歩いていくと立派な学校にであった。体育館、プール、鉄筋の校舎。比較的新しい時期に建て直したのかなと思わせるきれいな校舎だが校門には鍵がかかっている。

ここも廃校だった。あと10年で山間の集落のほとんどが消滅すると言われている高知県だから仕方がないといえば仕方がないことだけど。廃校にならない、廃村にならない方法はないものか。昔なら田舎でも自給自足でいきていけたのだろうが社会のシステムが彼らの生存を赦さなくなったから生活の軸が狂い始めて消滅への道を歩かされているんだ。バジルは山間留学生をドンドン受け入れるというシステムの構築がいいんじゃないかと提言。そうだよなこんな自然豊かなところで教育はされるべきだと思う。そうだ、小学校から大学まで土佐の中間山地に点在させたらいいんじゃないか。いまの教育委員会のシステムなんか役立たないし経験も必要ない。優れたスキルを持ったものが本当の教育者として彼らの教育に取り組み将来「国の中枢」となる人物を輩出できる学校。これって人があつまるんじゃないかな。
コメント
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