江戸時代の参勤交代の道、北山越えを通り国見山に行って来ました。1089mの山です。頂上は木に覆われて展望はよくありません。展望台も壊れていて登れません。赤荒峠の登山口が818mの標高ですから300m弱の標高差です。参勤交代の道まで出るのに1時間20分の表示。1時間半くらいで国見山頂上に着きましたから道は厳しくありません。それでも北山越えに出るまでは結構汗をかきました。香美市と本山を結ぶ北山道。この道を殿様は籠で行ったのかなと籠を担ぐ人の苦労を思いながら自分の足で歩けと殿様に文句言ってやりました。昔は山岳道が主要道路とはいえ高知城は鏡川の中洲に建てられていたわけで今と同じく領石から根曳峠を越えて繁藤を通り赤荒峠から本山という標高差を歩いたんでしょうか。籠を担ぎながら。草鞋で。いやぁ、エライの一言です。この道は、かの坂本龍馬さんも江戸に行く時に歩いた道だとか。当時は茶店なんかが出で休憩所は賑やかだったんでしょうね。ここから立川番所に行って一泊。そして笹ヶ峰を越えて川之江、丸亀と行ったのでしょうか。10代目の山内豊策が決めたというから江戸中期に整備された道でしょうかね
江戸からの帰り道、殿様が北山越えの国見山近くで土佐を見てもうすぐじゃと言ったから
近くにあった山を「国見山」と名付けたそうな。昔の名前はナンだったんでしょうか。と歴史に思いをはせながら登るにはいい山です。出来れば展望台を直していただけるとか頂上を覆っている木を切っていただきたい。このままでは何も見えない山ですから。
江戸からの帰り道、殿様が北山越えの国見山近くで土佐を見てもうすぐじゃと言ったから
近くにあった山を「国見山」と名付けたそうな。昔の名前はナンだったんでしょうか。と歴史に思いをはせながら登るにはいい山です。出来れば展望台を直していただけるとか頂上を覆っている木を切っていただきたい。このままでは何も見えない山ですから。