フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

歯も取れていた

2016-12-07 08:34:42 | Weblog

歯医者に行って取れたかぶせを見てもらったら中に歯の一部が埋まりこんでいた。ボンドでくっつけて簡単に治ると思ってたけど振り出しに戻った。「年内に歯が入るのは無理です」と言われてレントゲン撮影。とホホ長い時間がかかりそうだ。それにしても暮れということだろうか歯医者さんは患者で満員。それも爺さん婆ぁさんばっかり。俺もその一人だけど。「次はこの日に来てください。」と言われると「その日は目の手術だから・・・・」と歯医者で目の症状を訴える婆さん。受付には列ができる。まったく!「ああ えい気持ち。眠とうなるね。ここは温室みたいに日が当たって」と爺さん。入れ歯の具合でも悪いのかな。スタッフとは懇ろみたい。先生は二人で昼休みもとれないくらい忙しい。動物で言えば歯は武器だからそれなりのメインテナンスはいるんだがこうも年寄りが多いとウンザリするね。まぁ、どこへ行っても病院は似たり寄ったりなのかな。健康寿命が過ぎたら死ぬように出来ていた野生の体内時計を狂わしたのは誰だ?狂わされた俺たちのその先はと思うと気がめいる。まるでモノトーンの世界に放り込まれたように。

コメント
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