フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

白熊ピース

2010-06-10 20:56:51 | Weblog
昔から熊に弱くて中でも白熊には何故か弱くてすぐに白熊グッズを買ってしまう傾向にあったけど白熊ピース君は特別だ。人が育て上げた白熊だから。ピース君の生誕10年の記念切手を買ってからピース君に梅雨前に会いに行こうと思っていた。そして今日遂に会いに行くこととなった。梅雨前とはいえ湿度なく快適なドライヴ日和。ピース君のいる砥部の町まで2時間くらいかな。砥部の動物園に来るのは何年ぶりかな。ちょうど着いたのが2:00位。早速、ピース君のプールに行った。あれ、いない。檻の方に行くと居た居た。テレビで小さい時に見ただけだけど顔つきが野生の経験がない分優しいんだ。


飼育係の人が傍をウロウロするだけで犬のように鼻をクンクンさせてついて行く。熊というより大きな甘えん坊だな。それにしてもこの動物園、以前の輝きがない。古びたせいもあるけど動物も年とったからかな。来園数が減ったとは聞いていたけどちょっと心配。子供手当てより動物園手当てしてやって欲しいな。親元離れてアフリカ、アメリカ、南米、アジアオセアニアから来てるんだから。
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ARVORMAREE

2010-06-09 01:15:39 | Weblog
ARVOrMAREEのポロシャツが気に入ってネットではすぐ見つかったけどサイズが分からないから1,2,3で表示されるのだけどフランスのって微妙にはっきりしてないんだよな。だいたい175センチ58キロのモデルが着ているなんてよけいわからないよな。そんな痩せっぽちが1だ、2だといってもこちとらおっさんには当てはまらないんだよ、まったく。まぁ、おっさんブランドじゃないからしかたないんだけどね。フランスのサーファーが立ち上げたブランドって言うけどサーファーらしくないところが気に入ってる。ほんのちょっと海の香りがするのがいいと思ったけど考えてみたらヤングだよなと思いつつもこのチビのショールカラーというのかセーラーというのかに惹かれて手に入れようと思った。


そこで、高知の店においてあるかなと調べてもらったら1軒たまにいく店にあった。オーロラシューズを買った店だ。いやいや高知も捨てたモンじゃないんだ。同じテイストを持ったヤツがいるんだと思うと心強く感じる。服のテイストってその人そのものの思考だからね。年とってからヨーロピアンカジュアルに移行している自分を客観的に見ながら思考も変化していると実感している。アルボマレーこれから付き合っていくか。
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亀弥太

2010-06-08 01:49:41 | Weblog
一昨日の「龍馬伝」で望月亀弥太が殺されました。龍馬の幼馴染、土佐勤王党の仲間でしたね。池田屋で新撰組に襲われたんですね。あの池田屋のシーンは迫力ありましたね。別に立ち回りも殺陣もなんにもなかったですけど想像力をかきたてるシーンでしたね。「かめやた」と龍馬たちは呼んでましたけど本当は「きやた」なんですよ。実は、亀弥太んちはうちの近くにあったんですよ。今では、駐車場かなんかになってるところなんですけどここら辺で龍馬やなんかも遊んだんだろうと思うとアスファルトの駐車場でも感慨深い。あの頃の人は、誰でも「頑なまでの一筋のみち 愚か者だと笑いますか」でしたんですね。会津白虎隊だけかと思っていたんだけど全国同じだったんだね。たった5年足らずで世の中激変。志半ばで散っていった浪士の数、土佐藩が一番多いんだって。分かるような気がするね。
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ハクビシン

2010-06-07 01:16:56 | Weblog
ピタパンにバナナと苺。キウイとトマトを詰め込んでフルーツサンドを作った。海辺の町で買った枇杷があったからそれをおかずにして朝食としゃれ込んでいたらなんだかはなっちろいハクビシンになった気になった。夜中にのそのそと起き出してひょこひょこ枇杷の木までやってくる里山に住んでるハクビシンを思い出した。なんだか楽しい気分。フルーツサンドは大変美味しくモウ誰かにこれはねぇとかなんとか言いたい気分。もやもやとしながら「そうか、誰もいないのか」と納得。だけど、一人ぼっちではあるけれど孤独ではない。ナンだろうこの気分。こんなとこで熊に襲われるなんてと最近のニュース。こんなところ?そうじゃないでしょう人間が熊の生活圏にまで入り込んダンだという事実これを冷静に考える日がいつかくるのだろうか?
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小さな楽しみ

2010-06-06 01:22:32 | Weblog
良く、ステキな出会いがあったなんて言うう人がいる。僕の友達だった子もそういってた。それを聞きながらそうはとうてい思えなかった。自分にとって都合のよい人に出会ったとしか聞こえなかった。その子のキャラに拠るものだろう。そんなレベルだから僕は離れていった。たくさんいる人の中で手をつなげる人は一人だけと思うから。歳をとるとますますその傾向が強くなる。それはもう確信に近く自分の中で絶対となっている。だから、軽々しくステキな出会いがあったなんて言えない。いえない代わりに小さな小さな楽しみを散らばめて毎日、楽しく過ごしている。いつのまにか、あんなことを言ってた友達がいたなぁ。なんてすっかり忘れ果てたような感覚でステキな出会いをした人のことを眺めている。馬鹿みたいと。自分の中で徐々に変わり始めてる何かが分からなくて戸惑うけど生きるという意味がおぼろげながら分かりかけて来たのかも知れない。手の皺。顔の皺。老い盛りで盛り返そう。これが、けっこう小さな楽しみなんだ。腰が痛いとか、目が見えにくいとか腰が痛いとか
息が切れるとか感じ方変えたら面白い発見だもの。
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4,5,6

2010-06-05 01:38:36 | Weblog
愚かなことに北半球ならそんなに季節も変わらないだろう赤道直下でない限りはと思っていたけど違うんだね。ベトナムでは、4,5,6月が一番熱い季節だってね。7月8月が一番暑いと思っていたから聞くと不思議な気がする。なんと手前勝手な考えで他のこと、自分以外のことや人を判断するのだろう。そのことに思わず笑ってしまった。人には人の、自分には自分のそれぞれの理由があるんだ。こんな基本的なことすぐに忘れて自分だけの物差しで計っている。雨季とか乾季とか言われても実際にはピンとこない世界も確かにあるんだ。そのことを知ろう。
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首切り地蔵が龍馬の運命を決めた

2010-06-04 00:31:35 | Weblog
この寺の住職「知徳和尚」が勤王の志士だった関係で寺は会合の場であったということだ。みんな若いから酒盛りをしてる時に腕自慢の話となっておおげさな話が飛び交ったんだろう。和尚が言ったか誰が言ったか知らないがこの寺にある地蔵の首が見事刎ねられるかということになって龍馬がよった勢いで木刀で首を飛ばしたんだ。


坂本家というのはそれは人を人の尊厳を大切にした一族であったからそのあと酔いも醒めてから罰当たりなことをしたと悔いて地蔵の首を元に戻しその後ろに松ノ木を植えて供養したとのことだが松は枯れて龍馬の死後も友人達によって植え替えつづいて今、4代目だそうだ。だけどこの地蔵さんが「延命地蔵」だったから、その時、龍馬の命運は決まったとの言い伝えがこの寺に残っている。その松の後ろには、知徳和尚の墓があった。


地蔵の前に立って頭に触ると今はしっかりとくっつけられていた。龍馬がここに立ったんだと思うと何だかロマンを感じた。境内には龍馬も見ただろう大きな槙の木があって往時を偲ばせる。龍馬の代わりに非礼を詫び地蔵に手を合わせ和尚の墓を参り寺を後にした。「お寺の犬がおらんなったと」近所の人たちが話していた。地蔵さんはまだ怒っているのかなと思った。
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龍馬の首切り地蔵は地元の警察も知らなかった

2010-06-03 20:40:10 | Weblog
人それぞれだけどパソコンを立ち上げるのが億劫だと嫌がるので、住所も場所も調べずに町の名前だけで郷土史家となったバジルのお供をして「龍馬の首切り地蔵」のあるお寺に行く。その町について警察署に行ってバジルが「ちょっと聞いてくる」と聞きに行った。この日は警察署の前でネズミ捕りが実施されていた。その現場の人に聞いている。大丈夫かなと思っていたら案の定建物の中に入っていった。小さい町だからすぐに分かるだろうと思っていたらなかなか出てこない。やっとでてきたら「知らないって。漢字教えてだって」という。そこで警察に行くと署なものだから大勢の警官がいてみんな知らない感じ。一人の気が利かないような若者が地図を持ってきて、ありましたって地図を示して言う。「現在地はどこなの」というとなんと地図からずっと離れたテーブルの上を叩く。おいおい人に地図を使って説明したことないのかよ。バジルを見ると怒りで青筋が立っている。いかん暴れると思ったのでそこそこのところ聞いて自分達で探すことにした。そこから役場の分室の方へ車で行くとその前に役場がきれいなプレートで「龍馬の首切り地蔵」と作った案内板が掛かっている。「なんだちゃんと出来てるんじゃないか。役所と警察の連携なしか」俺が県外の観光客ならモウこの町には来ないよ。龍馬伝でせっかく盛り上がってるのに地元がこれじゃ。とバジルと警察の役立たずとか検挙率が悪いのはあんなの大勢やとっているのか税金の無駄遣いだなと散々コケにして帰ってきた。


町はきれいに整備されて昔の町並みを残しているし港の方は昔の日活アクションの雰囲気があった。この町に龍馬はよく来たという。


龍馬が和尚と酒を飲んだ「發生寺」は川端ストリートから細い道を少し登ったところにあった。
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鳩が飛んだ

2010-06-02 19:44:52 | Weblog
鳩首してた群れから1羽の鳩が飛んだ。その後から烏が追いかけた。今朝の鳩山さんの退陣はこんな感じであった。もっとのらりくらりとやるのかなと思ったけど普通の考え方で鳩らしくなかったね。彼の良さはアマチュアリズムだったのに。沖縄県民とマスコミに潰された形だったね。自民党なら金を使って両方から文句のないように立ち振る舞えるのに彼には出来なかった。金の使い方がアマチュアだったから。だから逆に期待感も高かったのだと思う。前の政権は沖縄にどんだけ金をつぎ込んで何の約束をしていたんだろう。沖縄県民もこのことについては何にも言わないから分からない。ただ、鳩が嘘をついたと声を荒げて言うばかりで本当のところが見えてこない。だから全国的に燃えてこないんだろう。自民党は、マスコミ対策として月に5000万以上の金をばら撒いて自分達がヒーローのような錯覚を与えるように腐心したという。こういう玄人芸が出来なかった鳩ちゃん。だから逆に良かったのに。彼のやり方ではすぐに結果は見えてこない。それでいいんじゃないか方向が間違っていなければ。と評価してくれた昔の日本人はどこへいったんだろう。これでまた自民党の時代に戻ることはないと思うけど民主党もかいわれにフランケンそれにウルメと人材不足だから鳩ちゃんがつけてくれたアマチュアロードを歩いていける次期候補を立てることが生き延びる術であろう。それにしてもあまりにも素人すぎたから5ヶ月ぶりに宇宙から帰還する野口さんの地球到着の日に鳩が飛ぶなんて・・・・お粗末。
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一握の砂より

2010-06-01 10:13:28 | Weblog
砂山の砂に腹這い
初恋の
いたみを遠くおもひ出づる日

わが恋を
はじめて友にうち明けし夜のことなど
思ひ出づる日

こんな経験今の若い人もするのだろうか?今の若い人に重ねると違和感があります。
夢のない時代だからかな。

夢が結果を求めることと錯覚しているからだろうか。
アメリカンドリームとジャパニーズドリームは根本的に違うんだ。

結果のために努力するということと努力した結果こうなったってニュアンス違うじゃない。

アメリカ型の恋愛と日本型の恋愛との違いわかるよね。

今転機なのかもしれない。日本人の自立の。自分達が自分達の文化が世界的に見て優れているとの自覚、今初めて持ってきつつある。

やっと攘夷実行なのかな

「龍馬と啄木展」いまやってます。
この感性に僕らの転機の鍵が隠されているような気がします。

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