フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

忘れた

2016-12-11 07:24:40 | Weblog

昨日投稿をクリックするのを忘れてたのか昨日のブログがアップされていなかった。何について書いたかと言えば朴槿恵の弾劾についての所感だったと思うけどこの年になるとそのへんは朧。はっきりと思い出せない。どうでもいいことだったからかな。それとも韓国の微妙なことを書いたからブログチェックで消されたのかな。まぁそれほど重要なブログではないから忘れたんだろうな。韓国は歴史的に見ても大統領は悪代官のレベルで百姓一揆の嵐が吹き荒れて治まるとまた同じことの繰り返しという懲りない国だから。治世というものがないんだよね。民主主義の歴史も浅いし軍事政権とのいたちごっこでしょう。それを差し引いても今回の朴槿恵はアウトでしょうね。洗脳された狐憑きの顔だもんな。ずっと婆サンかと思ってたら俺より一つ歳が下なんだもんな。何が美容整形だ。「64歳にもなって美しいとは言われたくない」とあのイングリットバーグマンの娘は言ってるよ。美人って言葉も美しい。

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人間五十年

2016-12-09 08:23:27 | Weblog

1916年12月9日夏目漱石が亡くなった日。ちょうど100年前の今日のことだ。49歳だったって。若かったんだね。当時としては若かったかどうかわからないけど。人間五十年が丁度いいと思うね。年取るとやたらと保身に回って寺銭稼ぐのが経済成長の柱だとか訳の分からないこと言って我が身の地位の安定と入る金の貯えしか考えなくなるから。と言っても自分は五十の時のことを思い出せないけど。五十は確かにあったんだよね。腰も痛くなく髪も力もあった。毎朝、辷り山を全速力で走ってた頃かな。とおぼろげながら思うけど定かではない。日々の日常はすでに忘却の彼方へ。漱石は中学の時に「吾輩は猫である」「坊ちゃん」を読んだ記憶がある。高校になってからかな「それから」とか他を読んだのは。芥川の記述による漱石も面白かった。あの時代、面白いんだよね。夢もあって現実に不思議があって。まだ微かに魑魅魍魎も息づいていたりして。中身のないスープより具沢山のスープがいいように何にもない100年より面白く充実した50年がいいかな。いいと思うよ。

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狼と牙

2016-12-08 07:08:54 | Weblog

あの1970年代に連続爆破事件を起こした「東アジア反日武装戦線」の狼とか牙とか言った連中は今頃どうしているのだろう。ふとそんなことを東映の仁侠映画がCSで再放送されてるのを見て思った。安藤昇が「ヤッパ振り回すよりまともに生きる方が難しいんだぜ」というセリフがきっかけかな。たしか彼らは窮民救済で立ち上がった坊ちゃん嬢ちゃん達だった。根が自分勝手だから人の命なんか知るかみたいな幼稚な考えで自分にとって都合の良いことだけを考えて突っ走った。迷惑だよね。坊ちゃん嬢ちゃんは昔から迷惑な存在以外の何者でもないもの。一度逮捕されたけど主犯格の一人と女二人はハイジャック犯か人質事件かのせいで「人命は地球よりも重い」と言った首相が世に放ったんだっけ。爆破も自爆も日本がお手本という今のテロ事件を見ると彼らを世界に放った首相の責任は重いよな。もう本人は退職金をたんまりもらって死んで知らん顔なんだが日本ってこのころから長いスパンで物事を考えられなくなったのかな。今のカジノもそうだけど。カジノ焼け太りだけを夢見てる。それはともかく、狼も牙も生きていたらもう70過ぎの爺さん婆さんだ。彼らの胸に去来するものは何だろう。殺された遺族は彼らを許さない。人の憎悪を背負って死んでいくのかな。彼らの闘いって何だったんだろう。意味もないことに燃えるのは勝手なことではあるけれど。「歯が悪くてね」とか「腰が痛くてね」とか「ボケちまって」とか普通の老人をやってるのは許されないよね狼とか牙とかのネーミングに時代の雰囲気は感じるけど。ただそれだけ。時代と政治に飲み込まれないよう気を付けよう。「和をもって尊しとなす」この言葉の意味は重い。

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歯も取れていた

2016-12-07 08:34:42 | Weblog

歯医者に行って取れたかぶせを見てもらったら中に歯の一部が埋まりこんでいた。ボンドでくっつけて簡単に治ると思ってたけど振り出しに戻った。「年内に歯が入るのは無理です」と言われてレントゲン撮影。とホホ長い時間がかかりそうだ。それにしても暮れということだろうか歯医者さんは患者で満員。それも爺さん婆ぁさんばっかり。俺もその一人だけど。「次はこの日に来てください。」と言われると「その日は目の手術だから・・・・」と歯医者で目の症状を訴える婆さん。受付には列ができる。まったく!「ああ えい気持ち。眠とうなるね。ここは温室みたいに日が当たって」と爺さん。入れ歯の具合でも悪いのかな。スタッフとは懇ろみたい。先生は二人で昼休みもとれないくらい忙しい。動物で言えば歯は武器だからそれなりのメインテナンスはいるんだがこうも年寄りが多いとウンザリするね。まぁ、どこへ行っても病院は似たり寄ったりなのかな。健康寿命が過ぎたら死ぬように出来ていた野生の体内時計を狂わしたのは誰だ?狂わされた俺たちのその先はと思うと気がめいる。まるでモノトーンの世界に放り込まれたように。

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perl harbor

2016-12-06 07:33:01 | Weblog

ここに来てパールハーバーですか。オバマもやってくれますね。退陣のパフォーマンスにアッポンベを演出の小道具に使うとはなかなかの有終の美ですね。トラトラトラから75年ですか。いまだにJapanese attackと言われ続けてますよね。remember perl harborですからね。日本はNo more Hirosimaなのにね。Japanese attack of 75years ago that pulled a stunned U.S.into Warld War 2.って表現ですからね。真相は9.11と同じく闇の中に置いといて表面だけでさもありなんとする政治的手法ですよね。実際の実行は日本軍なのですが誰が何の利権で魂を売ったのでしょうね。複雑な真相が隠されているのでしょうね。時間の経過が真相をいっそう闇の中へ葬り去る。ほんの5年くらい前のことでも真相は分からないんだから75年も前のことなんてわかりようがないことかもしれないが表面的な事実だけで済ませるのもなんだかやるせない。一方は被害者一方は加害者。戦争ってこの関係だけではないから終わってからもややこしい。安倍ちゃんのトラトラトラは尻尾を振るだけの芸かな今回も。

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歯がとれた

2016-12-05 08:35:11 | Weblog

ゴールデンタフィを食べてたらかぶせてある歯の冠がとれた。タフィにくっついてとれた。「歯がのいた」と叫ぶ。高いタフィになったものだと反省。でも経年疲労だったんだろう。何十年もくっついていて咀嚼に役立っていてくれたんだから。歯がないと言えばウォルターブレナンという役者を思い出す。西部劇の脇役で活躍した名優だ。脇役でアカデミー賞を三度もらった俳優ってそんなにないだろう。そのブレナンが交通事故で歯を全部失った。そこからあのフガフガいうセリフ回しが受けて仕事がいっぱいきたというから面白い。あのリオブラボーの爺さんだと言えばわかるかな。さぁ、歯医者に予約を入れに行くか。

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吊るし柿

2016-12-04 08:45:17 | Weblog

今年は柿がたくさんの実をつけたので取るのにも干すのにも忙しかった。甘柿はもちろんのこと渋柿もいつになく多くできてそれも立派な実がたくさんで。脚立に乗って枝切ハサミを伸ばして枝を落とさないように掴んで降ろすというのがテクニックです。木の下辺りにはまだ蚊がいて朝早くにしか収穫できないんだけどそれでもたくさんの実を収穫して家に持って帰り皮をむいてヘタに残した枝をひもで縛って2個一対にして軒先の物干しに吊るす。暖簾状に吊るし柿がぶら下がっている。去年だったか一昨年だったか丁度食べごろ近くなるとメジロがきてスズメが来て適当に啄ばんでいくんだけど今年はどうかな。白く粉を吹くまでおいときたいんでそのまえに啄ばまれるとちょっと困る。それも一つに集中するのではなくあちこち味見するからやはり食べごろ近くになると網にいれるとかの対策が必要だね。と思いつつも結局何にもやらずにメジロからのおすそ分けをいただく始末になるのですが・・・・。

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さざんか

2016-12-03 07:26:16 | Weblog

さざんかさざんか咲いた道 焚火だ焚火だ落ち葉焚き あたろうかあたろうよ しもやけお手々がもうかゆい                                                   街角から焚火もなくなってしもやけお手々も消え去ってさざんかだけが残った。そして爺さんばぁさんの胸の内に歌が残った。僕らの子供の頃は学校へ行く道で焚火をしている光景をいくつも見た。ドラム缶に廃材やらをくべて結構大きな火で火の粉なんかが舞っていた。僕らはズックで足先が冷たくて足を火の方へ伸ばして暖めながら学校へ行ったもんだ。足の小指にできたしもやけが温もるにつけて痒くてね。手にはあかぎれ、それでも元気で子供は風の子だったような気がする。猫は炬燵で丸くなり犬と子供は外で遊んでいた。さざんかが咲き誇るころになると鼻の奥に焚火の匂いが戻って来る。荒くたいオッサンの声や子供の声が不思議と思い出されるのだ。あの大らかな日々を懐かしむかのように。

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casino

2016-12-02 07:27:28 | Weblog

カジノ法案きょう採決って新聞に出てた。開発途上国でもあるまいに今更カジノだなんてなんか古臭さを感じてしまうのに。アベのみクスの柱だっていうから驚き。いつからデノミ脱却インフラ率2%のアベノミクスの目標がカジノに変わったんだろう。TPP同様全くこの国の方針は分からない。ほんの30数年前、金持ちからは75%の税金を取ってこの国は格差も貧困もなく世界に誇れる国として存在していたのに貧乏人からも税金を取るようになって金持ちを優遇してから世界と同じく格差社会に突入してしまった。その挙句の目標がカジノだなんてその賭けに勝てるのかね。パチンコすらしたことのない御用コメンテーターが「カジノはエンターテイメント文化の殿堂」と持ち上げすぎるのを白々しく聞いている。この国は原発事故のときも御用学者が大活躍。この構図は変わらない。「おいオレはカジノ建てていくら儲かるんだ」と政治家。「先生にはコレコレです」と会社役員。江戸ならここで「暴れん坊将軍」が出てくるんだけどな。「あば蓮舫じゃ」ちょっと無理かな。カジノなんて異文化はいらない。

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冬の入り口

2016-12-01 08:03:05 | Weblog

今日から12月 冬の入り口に立っている

裸足のままで

入り口と言っても戸があるわけではない

 それでも入り口は入り口なのだ

 空には寒気の雲 風の中に冬がいる

 昨日までの違いは 昨日は11月今日は12月

 ただそれだけなのに

 秋ではなく冬なのだ

 裸足のままではいけないと

 僕は靴下をはいた

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