tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

寂聴先生、益々お元気。

2008年05月21日 | 老春・出合系など
また、「例の・不犯(ふぼん)・・!」を、語られました。

私のブログタイトル「老春」は、生意気に、今の私にピッたし、私の造語と得意になっていましたが、
その後、私より先に寂聴先生の著書があり、うかつを恥じ入っています。

寂聴先生は、今年の1月亡くなられた、永平寺先代貫首、宮崎奕保禅師への追悼文を書かれ、
その内容が、忘れられなかったこと(後述)と併せ、このブログをいつも覘いてくださる
バカボンなのだ(四国 遊歩心空)」さんの高校の先輩であったことなど、
より親しみを覚える人でした。

今年、おん歳85歳。
過日、大阪での作家生活50周年講演会での内容から
1.全作家の中で毎日仕事している現役は、私一人。
2.源氏物語を現代訳にされた大事業は、
若い人達に、「世界に冠たる文学、長編恋愛小説を読んでほしい」ので。
3.そして、「今まで出会った僧で、一番尊敬している方は」との問いに、
先出の「永平寺先代貫首、宮崎奕保禅師」と明言。
その理由が振るっています。
「一生結婚されなかった(不犯・フボンと読む)のは、なぜでしたか?」の問いに。
禅師は、「お釈迦様が、するなとおっしゃった」との答えでした。
これには、平伏でした。
との由。
瀬戸内寂聴先生の生き様は、広く知られているだけに、痛快・痛快。
(この項、以前当地の地方紙に紹介され、また、このたびの講演内でも語られたことが、
朝刊に紹介されたものです。)

ご参考*上記対談か本となり出版されました。
   「また逢いましょう」瀬戸内寂聴・宮崎奕保著 @483円
  朝日新聞販売店から届けてくれるようです。2008年3月初版本



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6 コメント

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こんばんはtarpinさん (yuka吉)
2008-05-22 00:37:52
バカボンさんなのださんも寂徳先生の記事を書いていらっしゃいました。
世の中狭いですね
何かのご縁で繋がっていることに感謝です。
なむなむ日和♪
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おはようございます。 (tarpin)
2008-05-22 09:35:32
福井県には、曹洞宗大本山永平寺があります、いまだに七堂伽藍が完全に残り、この宗派の僧の育成道場にもなっています。古くから福井の観光名所のひとつでもあります。ここの貫首(住職ですね)の宮崎禅師が1月亡くなり、同じ僧でいらっしゃる、瀬戸内寂聴氏との対談(私にとっては不犯のことが印象的)が、地方紙で掲載され、ブログの話題にしたのでした。先生の文書は、平易で好きです。
今、くだんの本読んでいます。
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瀬戸内寂聴・宮崎奕保著の本が出版されるなんて、これも何かの縁でしょうか。 (バカボンなのだ)
2008-05-22 18:52:57
普通はこんな事(不犯のこと)は質問できないと思いますが、答えもふるっていて、思わず声に出して笑ってしまったものです。自分には判らない、全てを許せる余裕のようなものを感じました。めちゃくちゃな人生を経験した女性だから許される質問だと思います。

「また逢いましょう」楽しみな本です。
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こんばんわ (tarpin)
2008-05-22 21:04:30
四国 遊歩心空さん。
一昨日、この本を入手、今読んでいます。
「不犯のくだり」は、本当に痛快。
その前後が全部報告されています。
ぜひ、読んでみてください。
寂聴先生も「こんな経歴の私だから・・・」とそんな質問をしたことへも、隠さず、書いていらっしゃる。
また、僧になったいきさつも巻頭にあり、初めて知ることでした。
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tarpinさん、こんばんは。しばらくぶりです。 (遊歩心空)
2008-06-10 23:24:37
一度だけあった危機、「トイレに行くふりして裏口から逃げ出し、永平寺に逃げ帰った」そうな。お勧めの本、ホント楽しい本でした。数珠をプレゼントされた時、「ひやぁ、うれしい!」と子供のように喜んだ様子が目に見えるようで、寂聴らしく感じられ益々親しみを感じました。
1992年に「私の履歴書」を書いていますが、その後の活躍の方がすばらしく、もう一度「私の履歴書」を書いてもらいたいです。
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遊歩心空さん、しばらくでした。 (tarpin)
2008-06-11 08:58:14
暑くなってきましたね。
私もこの本、面白く幾度も読み返しています。
対談だけに、読みやすいですね。

我が家の泰山木は、いくつも咲きそうですが、
蕾は膨らんで来ていますが、またまだのようです。
蛍は、昨日30匹ほど飛びました。
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