義宣寺禅堂での早朝坐禅会は、3月から始まります。
参禅者の寒さを避けるための老師の配慮。
本当はこの時期、6時からの坐禅中に外が白けて明け行く様は何とも風情、
坐禅冥利に尽きる感じを持っています。
そんなことから、まだ午前6時は薄暗い、この期間に座らなくちゃの思い。
少し暖かくなった「書斎で、今朝座りました」。
今年初坐禅になります。
正式のザブ(禅堂で使う丸く分厚い座布団の事)がありませんので、
家庭用の座布団を4つに折りお尻に敷きます。
これが難問。
仲間や老師のいる禅堂での1炷40分は、難なく座り続けられるのですが、
一人で、4つ折りの座布団、禅堂とは雰囲気の違う書斎、
頑張って続けられたのが25分間でした。
それでもこの間に外は白け明ける雰囲気が味わえたのは何より。
書斎には、老師の書かれた、
永平寺道元禅師「恁麼の七事」の書額を掲げ、
今一つ、以前頂いた、今は貫主、
妙心寺派の山川宗玄師の「旦坐喫茶」。
雰囲気作りました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます