鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第340回】 心の貧しさが結果に出てしまう・・・

2011年12月06日 | 住宅コンサルタントとして
超一流の人の仕事に対する姿勢を知ったり、努力に触れると、
思わず泣きそうなくらい感動してしまう、鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

どれだけ仕事に対し、お客様に対し一所懸命なのか?
こうした姿勢がお客様に伝われば、
分かるお客様には分かっていただけると思います。

今の時代だからこそ、逆にそういう泥臭さ、熱さが必要であり、伝わるものだと思います。

しかしながら、その逆で、心の貧しさもお客様に伝わってしまうのです。

例えば、全国的に展開させていただいている合同リフォームイベント。
私は絶対にOB様もお呼びするべきだと思っています。
そもそも、OB様が過去にご注文をして下さったからこそ、今の自社があるわけです。

ところが、

「OBさんは別にイベントに呼ばなくとも、ウチに注文をくれる。
そんなことより、新規をたくさん呼べる企画をして欲しい」

ということを言う人も中にはいるのです。
そして、OB様に招待状やチラシをお届けはせずに、
新規のお客様と出会い、受注することばかり狙っているのです。

新規のお客様に来ていただくことは、もちろん大切です。
新規のお客様の来場を増やしていくための施策は、確かに大切です。

しかしながら、そういう発言をするのは、OB様のありがたみを分かっていないと思うのです。

そしてそういう会社は、得てして工事終了後のOB様との付き合い方も下手で、

「商売を継続するほど商売がやりやすくなる」

という商売の王道から外れているのです。

新規のお客様ばかりを狙っている、心貧しい考え方です。

自分がお客様の立場だったら、そんな考えの会社をどう思うでしょうか?

新規のお客様を集めようと考える前に、
まずは過去、自社で家づくりやリフォームを託して下さったOB様を大切にしているのか、
ということを考えてみる必要があると思います。

新規客からの受注ばかりを考えている、心の貧しい会社、営業マンは、
結果までそのまま貧しくなってしまうのです。

皆さんは、心貧しくなっていませんか?
コメント
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