鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第361回】 ひたすらウォーキング

2011年12月27日 | 住宅コンサルタントとして
ショップのスタッフの方と目が合うと、自然と笑顔で「ボンジュー」と言えるようになってきた、
鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

気づけばもうパリ滞在も折り返しです。
寂しいなぁ・・・。

さて、昨日はクリスマスということで、パリのスーパーやお店はほぼお休み。
よって、歩いてパリ市内を散策していました。

まず向かったのは、ノートルダム大聖堂。
あまりの大きさにビックリです。
更に、細部の細かさにも、毎度驚かされます。





でも、こっちに居て本当に思うのですが、これらの立派な建物を建築するのに、
延べ何人工かかって、工期はどれくらいだったんだろう、と思ってしまいます。
更に、工程管理とか、どんな仕組みでやってたんだろう???
今の日本のように、携帯電話もなければ、CGも無い時代に、
こんな素敵な建物を建築出来る訳ですし、更に工程も管理出来ている訳です。

ということは、年間数十棟のお引渡しで
「現場管理が上手くいかない」とか悩んでいる住宅会社は、

「そんなことで悩んではいけない。絶対に正確な建築を工期を守ってやらなくてはならない」

という発想にならないといけないのでは、と思います。

で、その後シテ島のカフェで昼食を摂ろうとカフェに入ったのですが、
そこが最高だったのです。

日本語メニューが店頭に飾られているのですが、
その言葉(特に漢字)がメチャクチャなのです。

思わず、日本語メニューに突っ込んでしまいました。



「冷たい料理」が「猟たい料理」と書かれていたり(←どんな料理やねん!)、
「当店の肉の生産地についてはお尋ね下さい」という説明は、
「当店の肉の生産誰についてはお寝ね下さい」と書かれてました(←寝てどうすんねん!)。

でも、このお店のスタッフの愛想や気転の利かせ方は最高でした。
料理も、オニオンスープが最高でした。

その後、街を散策している中で、
工事中(外壁のリフォームかと思われます)の現場を発見したのですが、
足場の外側にとても素敵な看板を掲げているのです。

おそらく、街の景観を壊さないように、ということなのでしょうが、
日本の現場との配慮の違いに、これまた感動したのでした。



日本の建築現場も、これくらい素敵に演出すれば、
もっとブランドイメージが高くなるだろうと思います。
また、年明けにクライアントに提案したいことが発見出来ました。

で、そこから更にセーヌ川を上流まで歩き続けました、
1日でおそらく12~13キロは歩いたと思います。

ホテルまでの帰り、コンコルド広場の観覧車、それからエッフェル塔のライトアップは
何とも言えないくらいキレイでした!





そして、夜はシャンパンで乾杯!
ぐっすり眠りました。



ホント、毎日が楽しいですし、いろんなヒントを得られます。
また、自分の考え方が変わってきているのも実感出来ます。

あと少しで、皆様も仕事納めかと思いますが、
是非休暇中、ご自身の感性を磨けるよな場所に足を運んでみられては!
コメント
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