鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第345回】 甘々ビジネスパーソン

2011年12月11日 | 住宅コンサルタントとして
プロのビジネスパーソンであれば、結果に対し責任を持つべきだと思っています。
基本的には、

「給料の3倍以上の成果を出さなければ、給料をもらう資格が無い」

というくらいの覚悟を持っているべきなのです。

しかしながら、甘々ビジネスパーソンは、経営者の気持ちに立つことも無ければ、
もちろんお客様の立場に立つこともありません。

本人に訊くと、

「いや、もちろんお客様の立場で考えるようにはしています」
「会社に対しては、申し訳ないと思っています」

と答えるのですが、実際のところは責任感が無いため、それが周囲には全く伝わらないのです。

結果、会社に対してもお客様に対しても、
両方に無責任な仕事をしてしまっているのです。

会社から指示されたことだけをやって、

「結果が出なければしょうがない」

というような考え方を持っているのです。

何が何でも、目標を達成するために、後自分は何をすればいいのかということを考えませんし、
どうすればいいのかを周囲の方に訊いたりもしないのです。

結果も出していないくせに、全てが受け身。

しかしながら、こういう奴に限って妙にプライドが高いので、
こうした甘さの指摘をしても、すねてしまったり、怒ってしまうのです。
で、酒を飲んだ席なんかで、周囲に昔の自慢話をしたりするんですね。
救いようがありません。

時代が変わり、こういうレベルの人を組織で養っていくことが出来なくなりました。
結果が出なくとも、本当に一所懸命仕事に取り組んでいる人は、
周囲のモチベーションを高める上で非常に貢献してくれているので必要なのですが、
結果も出さず、マイペースで仕事をしている、プライドの高い奴は不要なのです。

時代は変わったのです。

皆さんは、組織の中で、ちゃんと貢献できる人材になっていますか?
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