鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第360回】 コルビジェ設計の家を見る

2011年12月26日 | 住宅コンサルタントとして
すっかりパリが気に入ってしまい、将来は数か月、ここに住みたいと本気で思っている、
鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

ここにいるだけで、毎日、本当にワクワクします。
そして、良いところも悪いところも何となく分かってきます。

◆パリの良いところ
・街が、建物がオシャレ過ぎる!
・地元の人のファッションも、本当に素敵!デブがほとんどいない!(アメリカと大違い)
⇒地元の人は、街中やセーヌ川沿いをランニングしているシーンをやたら目にします。
そりゃ、こんなに美しい街並みだと、走りたくなるわ、って感じです。
・大半の人が愛想が良い!ニコッと笑って、「ボンジュー」と手を振ると、皆笑ってくれる。

◆パリの残念なところ
・道にゴミが多い!ゴミ箱に捨てるという道徳的な部分が弱い。ホント、道路は汚い。
・車の運転が粗い!クラクションを皆鳴らし過ぎ。
(大阪だったら、大ゲンカや場合によっては殺人に発展しそうなくらい、皆鳴らしている)
・路上駐車が多い。車を止める際、縦列駐車で止めようとするが、前や後ろの車に当たっても、
まったくお構いなし。車好きの日本人は、パリには住めないだろう・・・。
そして、どの車もキズだらけで汚い。

当然、どこの地域も良いところと悪いところがあるのですが、
私個人的には、大好きな街です!

さて、昨日はルーブル美術館とコルビジェが設計した家を見ることに・・・。

ルーブル美術館近郊は、観光客が非常に多いので、犯罪が多いと聞いていたので、
防犯意識を非常に高めつつ、向いました。



午後とかだと、チケットを購入するのにも一苦労するようでしたので、朝一に向かい、
混雑に巻き込まれることなく、チケットを購入し、中に入りました。

ルーブル美術館には、何万点という作品が展示されているようなのですが、
私は芸術作品に関しては、まったく良し悪しが分かりません。
メジャーな「モナリザ」と「ミロのヴィーナス」よりも、
ルーブル美術館の天井に描かれてある絵の方が感動してしまいました。
(←何や、それ!)

ルーブル美術館は2時間ほど見学し、
その後、カキを食べるために魚屋さん直営のレストランに移動。

あいにく席は外のオープン席しか空いていなかったのですが、
外で生ガキと白ワインをいただきました。
おいしかった~。





そして午後からはルーブルから6キロほど離れた、コルビジェ設計の家を見に行きました。

本当は、最も有名なサヴォア邸に行きたかったのですが、
あいにくクリスマス休暇に入っていて、見れないとのことで、
市内にあるラ・ロッシュ・ジャンヌレ邸に行きました。



パリ市内には戸建住宅はなかなか無いのですが、このジャンヌレ邸近くに数軒、
戸建住宅がありました。

この家を見て思ったのは、曇りでしかも夕方の薄暗い中、入ったのですが、
家じゅうにちゃんと光が差し込んでいて、見学するのに苦労しなかったことと、
空間の使い方が独特だなぁ、ということです。





1階と2階、2階と3階のつなげ方が面白く、
これまた現地に足を運ばないと分からないですね。

私自身、有名建築家の作品を見たのがはじめてですが、
可能な限りホンモノに触れ、自分なりの感性を磨きたいと思います。
コメント
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