鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1862回】 セルフチェック

2016年02月05日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、お伺いしていたクライアント様には、
10代、20代の新卒入社のスタッフさん、
それから入社2~3年目のスタッフさんが多々、おられます。

本当に皆さん素直で、目がキラキラしています。

個人的には自分の子どものような思いを持って、
いろんなことをお伝えしています。

何とか仕事で成果を出して、自信と経験を積んでいただきたい。
若い間に良い習慣を身につけていただき、人間的に成長していただきたい。
公私共に素晴らしい人生を歩んでいただきたい。

そんな気持ちを持って、研修をさせていただいております。
(かなりうざいかもしれません・・・)

私の場合、どうしても伝えたいことが多々あって、
伝えること優先の研修内容が多いのですが、
昨日はその部分を減らして、スタッフさん自身に自分のセールストークを
セルフチェックしていただく時間を増やしてみました。

具体的には、2人1組になり、一人が営業マン役、もう一人がお客様役をする。
テーマを設定して、営業マン役の方がセールストークをおこなう。
その本人の携帯をお客様役の方が借りて動画撮影をする。
お互いが営業マン、お客様の役を両方終わったところで
自分のセールストークを自分のスマホで確認する。

最初はみなさん、ちょっと恥ずかしそうでしたが、
実際に終わって自分のトークを自分でチェックすると、
いろんな発見があったようです。

「自分がイメージしているよりも、自分の声のトーンが低く、ちょっと暗い感じがする」
「口角が下がり気味で、お客様の印象が下がってしまう」
「話と話の間のつなぎの部分で、目線があちこちに移動し、挙動不審っぽい」
「あの~、とか、え~、とか、話の間にかなり多く発言しているので聞き苦しい」

などなど、皆さん、自分自身の問題点を理解していただけた様子。

自分の問題点を把握するからこそ、改善する意欲も湧くのです。

私自身も今の仕事に転職した10年前、
初めての講演の前に自分が作ったテキストに沿って講演し、
その音声を録音して聞いてみて、あまりの自分の話の下手さに
衝撃を受けた記憶があります。

講演の上手な先輩の音声を聞きまくり、
上手な方の良いところを取り入れ、
それをまた音声で録音し、自らセルフチェックする。
こうしたことを繰り返し、かなり話術が上達して、講演もうまくいきました。

セルフチェックをすることで、何をどうすれば良いのかが見えてくるのです。

皆さんは自分のどの部分をどう改善すれば良いか、把握できていますか?
できていなければ、是非、セルフチェックを!
コメント
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