鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1866回】 ビジネスの基本を知らない人が、残念ながら多い

2016年02月09日 | 住宅コンサルタントとして
学校を卒業してから自分の能力を磨くことに取り組んでこなかった人は、
その楽した分のツケが必ず自分に跳ね返ってきます。

いろんなクライアント様で
社員さんの採用面接に立ち会わせていただく機会が多いのですが、
中途入社の社員さんに企業が何を期待しているのか、
そこを理解せずに応募してくる方が非常に多いのです。

未だに「単なる電話を取ったり、お茶を入れるだけで良いんでしょ!」
というノリで事務職に応募してくる女性がいたり、
パソコンすらロクに使えないで応募してくる人がいたり・・・。

ちょっと世の中をなめているというが、甘く考えすぎだよなぁ、と
感じざるを得ない人がビックリするほど多いです。

これが日本のぬるさの現状だなぁ、と個人的に思うのです。

中途入社してくるスタッフに会社も現場も求めているのは、
即戦力であり、今すぐ通用する人を求めているのです。

そこを理解せずに、「とりあえず入ってしまえば、後は何とかなる」的な
考え方で企業に応募してくる、自称社会人が多すぎなのです。

もう自分のことばかり考え、自分の権利ばかり主張し、
相手の立場で物事を考えられない人が、残念ながら多いですよね・・・。

社会に出て、ゼロから教育してもらえるだろう、
なんて甘い考えで採用してもらえるのは、
おそらく先進国では日本だけではないでしょうか?

世間知らずにならないためには、
社会人になってからも継続して学び続けることですし、
いろんな方からいろんなことを教えてもらい、
いろんな立場の人の考え方、価値観を知ることです。

それが大人なのです。
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