鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1868回】 読書感想文を書くことは、効果的

2016年02月11日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるクライアント様にお伺いしておりました。

このクライアント様におけるコンサルティングの目的は、
一般的な住宅会社様や建材店様のコンサルティングとは異なっているのです。

前回のコンサルティング時に、課題図書を2冊提示させていただき、
その課題図書を読み、あるフォーマットに沿って
感想や今後の自分の動きをまとめていただく、
ということを宿題として出させていただきました。

読書は非常に効果がある、ということは自分自身の経験で理解しているつもりですが、
これまでクライアント様に本を読むことを宿題としたことはありませんでした。

昨日、はじめてスタッフさんが何を感じ、
自らの行動をどうするのかを発表していただいたのですが、
結論から言うとメッチャ効果的やん!ということを実感できました。

これまでクライアント様のスタッフさんの自主性に委ねていた感があるのですが、
これは効果的なのでちょっと定期的に宿題とさせていただこうかな、と思いました。

この本の購入に関しては、スタッフさんが身銭を切って購入されていました。

こういうテーマを課した際、

「会社の経費じゃ、ダメなんですか・・・?」
「そんな俺たち、給料高くないし、お小遣い少ないし・・・」

みたいな発言をする会社、スタッフさんは、成長することは難しいでしょう。

学ぶのにお金がかかることや、自分に投資するという発想がないのですから・・・。

読書の良いところは、素晴らしい方の考え方や習慣、行動を学べること。

ただ、読んだだけでは効果は不十分で、
読んで学んだ内容の中から何か一つでも自分のモノにして、
自らの考え方や行動を変えることに価値があるのです。

クライアント様のスタッフさんは、このことを理解されたと思いますので、
また次回、お伺いするのが楽しみです。

本を読んで、学んでいきましょう!
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