鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1885回】 デザインに対する感性を高める努力

2016年02月27日 | 住宅コンサルタントとして
高額な注文住宅がメインであっても、
結構なローコストをメインに扱っていても、
住宅会社にとって必要なのは、デザインに対する感性を高めることです。

会社全体にしても営業マンにしても設計にしても、皆同じです。

プロとして感性を高める努力をしなければなりません。

プロとして、というところがポイントで、
プロ意識が欠けている設計やコーディネーターは、

「俺、こういうの、好きじゃないんだよね・・・」
「私はこういう感じが好きなんだけど・・・」

と個人の好き嫌いを全面に出してくるのですが、

「お前の好き嫌いなんかどうでもええわ!
お客様が何を求めてるかが全てだろ!!!」

と突っ込みたくなります。

こういうレベルの低い(=プロになり切れていない)価値観を持たないようにしましょう。

デザインの感性を高めるためには、とにかくいろんなものを見まくることです。

店舗、建築物、写真など、外観や内観をとにかく見て見て見まくる。

継続して見ているとトレンドというか、流れが見えてくるのです。

そしてそうした感じを再現するためには、
どういう部分に気を付ければ良いのか、どういう材料を使えばいいのかを考える。
そして実行してみる。

この繰り返しです。

住宅業界で長くお客様や会社から必要とされるためには、
謙虚な姿勢、高い人間力に加え、感性を磨き続けることが欠かせません。

そのためにも、休日やちょっと時間が空いた時の時間の使い方が重要になります。

家でゴロゴロしたり、パチンコに行ったりといった時間の使い方をしていてはいけないのです。

イケてる場所に行き、イケてるモノを多々見て、
自分の感性を常に磨き続けなくてはならないのです。
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