鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2622回】 年齢を重ねるということ

2018年03月05日 | 住宅コンサルタントとして
全てのビジネスパーソンが知っておいた方が良い、
というか、そもそもそういう先のことを予測できないといけないと思いますが、
年齢を重ねると、その人を組織は使いにくくなりますよ、
という事実を知っておいた方が良いでしょう。

そしてエンドユーザーからは、相手にしてもらえなくなる確率が高くなる、
ということも合わせて知っておいた方が良いでしょう。

仏壇や園芸品などは別にして、消費の大半は10代~40代までの人に集中しています。
自分が年齢を重ねていくと、そのユーザーの価値観とのズレがどうしても生じる。

更に現場のリーダーや経営者も若返るのです。
すると、やはり年上の人は使いにくい訳です。
(特に頑固で変化を嫌うオッサンは、本当に使いにくい)

ですから、年齢を重ねていながら、努力を怠っていると、ドンドン居場所が無くなるのです。

こういうことを分かっていない人、結構いたりするんですね。


では、歳をとるということに対して、どういう対策を打たなくてはならないか?

そのポイントは3つしかないと思っています。

1.若いユーザーに適応できるよう、自分自身、若返る努力を怠らない
2.マネジメント能力を高め、リーダー、幹部として組織の発展に貢献する
3.柔らかくてかわいがられる人間性を身に着け、お客様と上司から可愛がられる

年齢を重ねていくと、代謝は悪くなりますから太りやすくなります。
肌もしわとシミが出来やすくなり、それだけで容姿がダウンします。
頭髪も年齢がモロに出るポイントです。

また、自分の興味があることとエンドユーザーの興味があることが乖離していくので、
お客様が楽しんで下さる商談がしにくくなったり、
性格が頑固で偏屈になったりしていくのです。

年齢を重ねても、組織やお客様に貢献できるよう、
常に自分自身を磨いておきたいものですね。
(←って、自分に言っています)
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