鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2639回】 「効率良く」を目指す人は、成功しない

2018年03月22日 | 住宅コンサルタントとして
私、ホテルで時間がある時は、You Tubeばかり見ています。

島田紳助さんのトーク。
サンドウィッチマンさんやナイツさんの漫才やコント。
ロナウド(ブラジルの9番の方)や中田英寿さんのプレー。
もちろん、藤川球児選手のストレート。
イチロー選手のプレーやトーク。

お笑いやスポーツを見て、
リフレッシュしたりトークのパターンを学ばせていただいたりしているのですが、
ここのところずっとハマっているのが、武井壮さんと林修先生です。

武井壮さんの「大人の育て方」の講演、もうマジでヤバイです。
私、何度聞いてもうるうるしてしまいます。

武井さんの人間としての優しさや謙虚さと比較すると、
自分なんてショボすぎるよな、と思うと同時に、
前を向いて生きていこうと思います。

また武井壮さんと林修先生が、数年前の「ボクらの時代」に出演されているのですが、
その音声も何度か繰り返し聞いております。

その中で林先生は、勉強は効率良くなんてできない、とおっしゃっています。

自分が好きなことをドンドン吸収していく。
それらの知識はバラバラで、つながりを持たず、一見意味が無いのだが、
ある日それらの知識や情報が一気につながって、有機的な意味を持つ、ということです。

最短距離で無駄なく勉強することなど、できる訳が無いということです。

だから子どもの勉強で大切なことは、好きなモノに打ち込める環境を
親が如何に早くつくるか、ということだと林先生はおっしゃっています。

これ、イチロー選手も同じことをおっしゃっているんですね。

野球を極めようと思って、自分なりに最高の準備をするのですが、
その昔、イチロー選手も筋トレをメチャメチャやって、シーズンに挑んでいたそうです。

しかしながら、胸などに筋肉がつきすぎると、スイングのヘッドスピードが遅くなり、
結果春先は全く調子が上がらない。

しかしながら、シーズンが始まるとウエイトトレーニングをそんなにできないから、
筋肉がドンドン落ちていく。
すると、ヘッドスピードが速くなってヒットが打てるようになる。

そんなことを気づくのに、何年もかかった。
でも、それは無駄では無い、とおっしゃっているんですね。

仕事を効率良く、なんて考えずに、がむしゃらにやっていると、
ある日、いろんなことが実はつながっている、ということに気づきます。

読書を継続していると、2000冊くらい読んだ時にふと、

「人生の成功者の基本的な考え方や習慣て一緒やん!」

と気づくのです。

でもそれまでの2000冊の読書は無駄かというと無駄では無いんです。

圧倒的に量をこなすから、ある日突然、見えてくることって本当にあります。

壁にぶち当たっている人がいるとしたら、
徹底的に量をやると良いと思っています。

まさに「量は質に転換する」なのです。
コメント
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