鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2641回】 勝てる業態に移行した後

2018年03月24日 | 住宅コンサルタントとして
2013年から、住宅業界のこれまでのやり方、ビジネスモデルは
進化するエンドユーザーの価値観に合わなくなると思っていました。

正直、インテリアショップや雑貨屋さん、イケてる家具屋さんが
本気で住宅事業を立ち上げ、展開されると速攻、やられると思っていました。

そうなる前に、弊社のクライアント様に勝てる業態を開発し、提案をしておきたかった。

2013年の我が社の経営計画書には、

「新しい業態を開発し、クライアント様に提案できるよう、異業種の調査研究を行う」

と明記しました。

そしてその実現のために、いろんな異業種を研究しました。

でも研究すればするほど、袋小路に入ってしまう感じだったのです。

そんな中で2016年秋に、ある番組を見ていて電流が走ったのです。

その時の衝撃は忘れられません。

興奮して、家内に自分のアイデアを伝えたとこと、メッチャ冷静に

「ええんちゃう」

と言われ、確信したのです。
(私にとって、家内は最強の素人で、家内が「うん」と言わないと
今のエンドユーザーの価値観とズレていると思っています)

そしてクライアント様へのプレゼンを2016年の年末から行い、
2017年後半から、クライアント様で手を挙げて下さった方から
新業態をスタートしていただいております。

で、結論から申し上げると、自分のイメージした通りの展開になってきていて、
それまで競合していたライバルと同じ土俵で戦うことが無くなっている感じです。

勝率が圧倒的に高くなっている感じなんですね。

住宅会社の永遠のテーマでもある「集客」という課題をクリアすることにつながり、
自分たちの世界観をまだ家づくりを考えていないエンドユーザーにも伝えられる、
まさに理想的な新業態。

住宅会社として、この業態に適応できる感性を身に着けなくてはダメなのですが、
それさえできれば、もう成功すること間違いなしなのです。

そしてこの業態は、住宅会社だけでは無く、
いろんな異業種の方も参考になるのでは、と考えております。

ビジネスの基本は、もちろん自社の商品やサービスの質を高める続けることです。

ただ、如何に高めたとしても、エンドユーザーに

「興味ある!」
「見たい!」

と感じてもらえなければ、それはビジネスとして成立しないのです。

これだけは言えますが、勝てる業態に移行できた住宅会社は、
圧倒的な地域ダントツ一番店になれるのです。

早く、全クライアント様とその状況を実現させたいと思っています。
コメント
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