鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2635回】 住宅会社のブランディングを変えていく

2018年03月18日 | 住宅コンサルタントとして
何を根拠に、クライアント様にさまざまな施策を提案しているのか?

そのポイントは、

「ターゲットとなるお客様は、どういう会社(お店)に頼みたくなるのか?」

という、ただ一点を追求しているだけです。

どういう形でお客様は、相談する住宅会社を探すのか?
どんな建物だと、お客様はワクワクするのか?
どんな接客をすると、お客様は好意を持って下さるのか?
どういう会社(担当者)に、家づくりを託したいと思うのか?

これらを常に考え、そこからありとあらゆることを組み立てて、
クライアント様がお客様に支持されるように変わっていくことをサポートする。

自分が心がけていることです。

45歳のオッサンが、家を建てる20代後半から30代のご夫婦の気持ちになって、
いろんなことを考えているのです。

「より多くの人に知ってもらう、認知してもらうには、どうすれば良いか?」

昨年後半から数社のクライアント様でスタートしていただいている新業態に関しては、
こうした考えをベースに組み立てました。

そして自分たちを知っていただいたお客様が良いブランドイメージを持つには、
どういうモデルハウスやショールームを見てもらうのが良いのか?
どういう空間で打合せをするのが良いのか?

複数の住宅会社を回る中で、自社がド本命になるには、何が必要か?

そんな感じで、お客様の視点で考え抜き、ようやく形が見えたのです。

この新業態を展開していただいているクライアント様には、
更にもう一歩二歩、ライバルより先を進んでいただこうと考えています。

これらの業態が出来上がったら、
今度はブランディングを今までの住宅会社の発想とは全く異なる形で
取り組んでいただく感じです。

それらもイメージできるようになってきました。

ハウスメーカーやローコスト系ビルダー、FC本部が
お客様が来なく、しかも成約率まで下がっているなど、
多くの部分で困っているのに対し、
全く異なる展開が可能となるでしょう。

今年の後半、もしくは2019年くらいから、
業態だけでなくブランディングも劇的に変わってくるでしょう。

お客様が行きたくなる企業、お店になるために、
ブランディングを徹底的に強化していきたいと思っています。
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