鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2632回】 人間性が高いと関わる全ての人から好かれるようになる

2018年03月15日 | 住宅コンサルタントとして
ビジネスパーソン、特に営業マンとしてとても悲しいことは、
業績はトップクラスの成果をずっと出していて、
更にお客様の評価もそこそこ高い。
でも、社内の評価は最悪、というパターン。

こういう営業マンは、仕事はできる訳です。
実際に数字を残しているので・・・。

しかしながら、身近な人から評価されないというのは、
人間性が低い、もしくは性格が悪いということなんですね。

横柄で、「結果を出しているから俺の言うことを聞け!」みたいな態度が出ていたり、
仕事を受けてやって下さる後工程の方の気持ちを理解できなかったりする訳です。

こういう仕事はできるけれど、横柄な営業マンは、
全員、見事に歳を重ねると売れなくなります。

これ、何十社で千人以上の営業マンを見てきた私が、確信しています。

若い間は、お客様と価値観が合うので通用しますが、
お客様と自分の年齢の差が出てくると、話がそこまで合わなくなるのです。

ですから、本人の専門家としての知識と人間性が
お客様に思いっきり見抜かれてしまう訳です。

だから40歳を超えたあたりから売れなくなっていくのですね。


一方、若い頃、すぐに芽が出なかったとしても、
コツコツと努力を重ね、少しずつ伸びてきた営業マン。

お客様はもちろんのこと、
その人と関わって仕事をした設計さんや工務さん、事務員さんなど
社内から評判も良い営業マンは、ずっと活躍してくれることが多いのです。

要するに営業マンとして長く活躍できるか、というポイントは、
その営業マンの人間性である、と言えるかと思います。

関わるみんなに気配りができ、自分の時間が奪われようとも、
お客様のため、働く仲間のために尽力できる、人間性の高い営業マン。

昨日、お伺いしていたクライアント様で、今年大ブレークした営業マンは、
まさにそういうタイプ。

社内のいろんな方からの評判がすこぶる良い20代。

将来が楽しみです。

こういう人間性の高いスタッフさんが業界内に増えていけば、
日本の住宅はもっと良くなるし、業界もより良くなっていくことでしょう。

そうした未来を目指して、今日も仕事に取り組みたいと思います。
コメント
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