鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2623回】 「無責任は最低」という価値観を社内に植え付ける

2018年03月06日 | 住宅コンサルタントとして
鈍感で無責任な人って、残念ながらいます。

個人としてどれだけスキルが高くとも、
無責任という欠点を持っているだけで、人間性が著しく下がります。

ビジネスの世界における、最大の無責任は、
自分が所属している会社がお客様にご迷惑をおかけした際、

「いや、私、聞いてません」
「私、その件に関わっていないので、よくわかりません」
「私がやった訳ではないので・・・」

というように、自分の視点、立場で受け答えすることです。

自分自身も組織の一員。
全ての社員さんは、お客様からすれば会社を代表している訳です。

その会社の代表が

「私はよくわかりません」

と、ご迷惑をおかけしているお客様に対し、
まるで他人ごとのような対応をすることは
あってはならないことです。

でも実際、こういう無責任な対応をお客様に対ししてしまう人っているんですよね・・・。

頭、悪すぎです。


私、最初に勤めさせていただいた会社で、こうした基本を徹底的に学ばせていただきました。

営業は会社の代表として、お客様と接する。
会社の代表ですから、過去の担当者や工場、物流、施工など他部署が起こしたミスも
会社を代表し、お客様に謝罪し、即対応し、お客様にかけるご迷惑を最小限におさえる。

嘘をつかない。
一所懸命、熱意を持って仕事をする。
元気の良い挨拶。
すがすがしい応対。

全て、そうしたスタッフ一人ひとりの行動や態度、姿勢が
会社のイメージをつくっていくのです。

こうしたことって、社会人の常識だと思っていたのですが、
どうやらそうでもないみたいです。

皆さんの会社では、お客様の前に出るスタッフ一人ひとりが会社の代表である、
ということが常識になっているでしょうか?

そして「無責任は最低である」という価値観が定着しているでしょうか?
コメント
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