鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2638回】 勤めた会社を辞める時

2018年03月21日 | 住宅コンサルタントとして
私、過去に2社、会社を退職しました。

辞める際、自分が思っていたことは、「キレイに去る」ということ。

辞める直前まで、全力で仕事をする。
成果を出すことにこだわる。
そして最終出勤日を決めたら、その日まで全力で働き、有給を使わない。

前々職時代は、7月25日が退社でしたが、7月25日まで仕事をさせていただき、
同僚の方に新大阪駅まで車で送っていただきました。

前職を退職したのは2010年12月25日でしたが、
その直前まで仕事を入れさせていただいていて、
会社に保険書を変換したのは2011年1月に入ってからでした。

自分の都合で辞めるので、せめてお世話になった会社に恩返しを、
という気持ちがあったのと、やはり「立つ鳥跡を濁さず」という諺を知っていたので・・・。


ただ、会社を辞める時に残念な辞め方をする方も結構いるんですね。

自分がやったことが全て、自分に返ってくるということを知らないのか、
自分のことしか考えていないのか分かりませんが、
最後に思いっきり手を抜くのです。

こういう方、絶対に成功しないんです、人生において・・・。


一方、昨日お伺いしていたクライアント様のあるスタッフさん。

ご結婚のお相手が遠いところに住まれているので、
退職をされ、お相手さんのところに行かれるそうなのですが、
まあ、最後の最後まで全力で仕事をされているのです。

もう、その姿勢に皆、脱帽です。

しかも、これまでご自身が携わられたOB様のところも全て回られ、
ご報告と自分が退職した後もアフターは万全であることをお伝えされている模様。

もう、完璧なんです、会社や働く仲間に対しても、お客様に対しても・・・。

こういう方は、感謝され、応援されますから、人生絶対に成功されるのです。

昨日、クライアント様のところを去る際、わざわざご挨拶をして下さって、
そのお心遣い、本当に嬉しかったです。

なぜそうしたことが出来るのかと考えると、
おそらく感謝の心が非常に強いからだと思います。

会社のおかげで、素敵なお客様と出会えた。
会社のおかげで、自分は成長することができた。
お客様のおかげで、仕事にやりがいを感じることができた。
働く仲間のおかげで、無事、お引渡しができている。

関わる全ての方に感謝の気持ちを持っておられるからこそ、
最後まで頑張れるのでしょう。

皆さんは、自分の周囲の方に感謝の気持ちを持てているでしょうか?
コメント
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