鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2643回】 勉強に無駄なことなど一つもない

2018年03月26日 | 住宅コンサルタントとして
私、住宅業界以外のある業種を徹底的に勉強しまして、
おそらくその業種に特化したコンサルティングも直にできるようになるのでは、
と個人的に思っています。
(って、クライアント様は分かりますよね?)

もちろん、住宅業界以外はやらない、本業以外はやらないと決めて起業していますから、
その業種に手を伸ばすことはありません。

ただただ、住宅業界のビジネスモデルの終焉が近づき、
家を建てる20代、30代のお客様に全く価値を提供できていないままでは、
住宅会社に誰も足を運んでくれないと思っていましたから、
それを回避するために、ただただいろんなことを研究しただけのことです。

しかしながら、ある業種を研究することで、
小売業全体のトレンドやライフサイクルが何となくわかるようになり、
数年前と同じものを見ても、そこからイメージできることが格段に増えました。

モノの見方やエンドユーザーが何を求めているのか、
より感覚的に分かるようになったような気がします。

住宅業界以外のことを徹底的に学び、研究した時間は、
結果として自分のレベルや感性を上げることにつながりました。

勉強に無駄なことなど何一つ無いよな、と思います。

すぐに成果にはつながらなくとも、
コツコツと学ぶことは、必ず自分を成長させてくれるのです。

今年は今の仕事をさせていただくようになってからの十二年間で
最も忙しい一年になりますが、調査量を落とすことなく、
残りの期間も過ごしたいです。
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