損益計算書と貸借対照表の関係、自己資本比率や流動比率など、
財務に関して正しい知識、それからそれぞれがどういう因果関係があるかどうかを
しっかりと理解している経営者は、実は中小企業において多くないのでは、
と個人的に思っています。
マーケティング、ブランディング、コストダウン、人材採用&育成など
企業を経営していく上で大切なポイントは多々、ありますが、
財務を健全にし、安定した経営ができるようにするというのは、
何と言っても経営の基本だと思うのです。
各クライアント様の財務については、
アドバイスを求めていただければいつでもアドバイスをさせていただきます。
(毎期、しっかりと決算書を提出して下さるクライアント様もおられます)
私が財務諸表のどこを見て判断するかを簡単にまとめたいと思います。
まずは自己資本比率。
これは建築資材販売店様、住宅会社様共に30%以上、
そして50%以上が目指していただきたいと思っています。
(ただ、仕掛けどころで投資をした場合、一時的に自己資本比率が下がることはあります)
自己資本比率を高めるためのポイントは、
毎期、しっかりと利益を出し、税金を納めることと、
固定資産を必要以上に持たないことです。
固定資産を持ち、総資産が増えて自己資本比率が低くなると、
資金繰りが大変になってきます。
資金繰りが大変だと、経営者が先を見てじっくりと経営できなくなりますし、
現場も資金回収がメインの仕事になっては、お客様に支持されなくなりますよね?
ですから、資産はなるだけ持たない、増やさないということをオススメしています。
次に利益の源である粗利益率、そして粗利益額です。
本業の儲けである営業利益は、この粗利益額を従業員さんの人数で割った、
一人あたりの生産性に比例します。
建築資材販売店さんの場合、この数値が900万以上、
住宅会社さんの場合、1200万以上が理想だと思っています。
この生産性が低いと利益が残らず、次の投資をする軍資金が出てこないので、
完全に負け戦のスパイラルになってしまうのです。
一人あたりの生産性を高めるには、粗利益率、もしくは売上高を上げるか、
従業員さんの数を減らす、という選択肢しかありません。
そして財務的に利益が出やすいような体質にしていくことが最大のポイントです。
こうした財務のベースを理解できている経営者が、
今、自分たちはどこまで投資をしてよいのか?
社員さんを増やして良いかどうか?
コストを削らなければならないか?
というような経営判断ができるようになるのです。
会社の財務を健全にするために、どんなことに取り組めば良いでしょう?
財務に関して正しい知識、それからそれぞれがどういう因果関係があるかどうかを
しっかりと理解している経営者は、実は中小企業において多くないのでは、
と個人的に思っています。
マーケティング、ブランディング、コストダウン、人材採用&育成など
企業を経営していく上で大切なポイントは多々、ありますが、
財務を健全にし、安定した経営ができるようにするというのは、
何と言っても経営の基本だと思うのです。
各クライアント様の財務については、
アドバイスを求めていただければいつでもアドバイスをさせていただきます。
(毎期、しっかりと決算書を提出して下さるクライアント様もおられます)
私が財務諸表のどこを見て判断するかを簡単にまとめたいと思います。
まずは自己資本比率。
これは建築資材販売店様、住宅会社様共に30%以上、
そして50%以上が目指していただきたいと思っています。
(ただ、仕掛けどころで投資をした場合、一時的に自己資本比率が下がることはあります)
自己資本比率を高めるためのポイントは、
毎期、しっかりと利益を出し、税金を納めることと、
固定資産を必要以上に持たないことです。
固定資産を持ち、総資産が増えて自己資本比率が低くなると、
資金繰りが大変になってきます。
資金繰りが大変だと、経営者が先を見てじっくりと経営できなくなりますし、
現場も資金回収がメインの仕事になっては、お客様に支持されなくなりますよね?
ですから、資産はなるだけ持たない、増やさないということをオススメしています。
次に利益の源である粗利益率、そして粗利益額です。
本業の儲けである営業利益は、この粗利益額を従業員さんの人数で割った、
一人あたりの生産性に比例します。
建築資材販売店さんの場合、この数値が900万以上、
住宅会社さんの場合、1200万以上が理想だと思っています。
この生産性が低いと利益が残らず、次の投資をする軍資金が出てこないので、
完全に負け戦のスパイラルになってしまうのです。
一人あたりの生産性を高めるには、粗利益率、もしくは売上高を上げるか、
従業員さんの数を減らす、という選択肢しかありません。
そして財務的に利益が出やすいような体質にしていくことが最大のポイントです。
こうした財務のベースを理解できている経営者が、
今、自分たちはどこまで投資をしてよいのか?
社員さんを増やして良いかどうか?
コストを削らなければならないか?
というような経営判断ができるようになるのです。
会社の財務を健全にするために、どんなことに取り組めば良いでしょう?