鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2636回】 夜の京都散策から気づいたこと

2018年03月19日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は久しぶりのオフでした。

変な時間(朝3時)に起きたので、
しばらくやっていなかった料理をし(←料理を定期的にしないと、ちょっとおかしくなる)、
そこからちょっと仕事をし、娘の散歩を家内と行き、ジムで筋トレをしておりました。

その後、マッサージに行ってコリをほぐしてもらい、
夕方から京都に行きました。

21時から、前職時代の同僚で昨年のポートランド視察でお世話になったご夫妻と
食事のお約束をしていたからです。

21時まで時間があるので、お世話になっている方への贈り物を購入したり、
スニーカーや服を購入した後、21時までの間、京都の街中を散策していました。

すると、ある傾向に気づいたのです。

それは何かと言うと、日本酒の復権です。

日本酒バーが京都の街中にあるのですが、
地酒を出すお店はいずれもほぼ満席だったのです。

日本酒バーのお店の外観や内観ももちろんお洒落でした。

その一方で、イタリアンやフレンチのお店の空席が非常に目立ちました。

そこから、自分なりのマーケティングの仮説が出てきたのです。

消費者は、ある業態が現状から一段階、上のレベルの上がったと感じると、
その業態のお店に行きたくなるのではないか?

その逆で、進化成長が感じられない業態、お店には、価値を感じなくなり、
結果、足を運ばなくなるのではないか?

イタリアン、フレンチのお店で、真新しさや目を引く演出をあんまり感じられなかったのです。

その一方でワインバーは、結構混んでいました。

これは珍しいワインを入荷した、というニュースを出しやすいからかな、と感じました。

今のエンドユーザーは、本当にすぐに飽きます。
だから進化成長が無い企業に、お客様はすぐに興味を持たなくなるのでしょう。

今、順調だからといって、進化成長を止めてしまうと、あっという間に負け組になる。
だからこそ、コツコツと努力し、学び続けるホンモノの企業が支持される時代とも言えるでしょう。

そう考えると、良い時代ですよね?

という訳で、弊社ではクライアント様に更なる進化をしていただくために、
これからも面倒で手間と時間がかかることを提案していきたいと思います。
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