日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

秋の味

2010年10月05日 | 生活・ニュース
           

「秋茄子は嫁に食わすな」という言い伝えがある。マジで「そんなに美味しくないの」と聞き返した嫁御がいた、と面白く聞かせてくれたのは取立てのナスを届けてくれた人。

子どものころから「ナスビ」と呼んでいたが「ナス」と書いたものが多い。ナスは煮る焼く漬けるなど調理方法は多彩。私は取立てを厚めに切って軽く塩もみ、それを醤油で食べる。淡白な味が好きだ。調理の手間はいらない。

初めに登場の嫁御に教えよう。「憎らしい嫁には美味しい茄子を勿体ないので食べさすな」「秋茄子は身体を冷やすから大事な嫁に食べさすな」「秋茄子は種が少ないので子種が出来なくなるから食べさすな」と諸説ある。2つめと3つめは、嫁思いにも取れるが、本当は食べさせたくない姑の言い訳というのが通説とか。

秋にとれる鯖は脂がのって美味い。茄子に似たいい方で「秋鯖は嫁に食わすな」というのも知っている。秋刀魚にも同じような嫁いびりがのいい伝えがあるのだろうか。といっても近年は核家族化で、こんな嫁いびり姿は少なくなったかも。

ナスは「一富士二鷹三なすび」と縁起の良い夢のひとつに加えられている。大きく葉が茂り茄子が数本なっているのに1株だけ畑に残されているのを見かけた。どんな意味があるのだろか。

(写真:ぽつんと残されていた茄子)
コメント (6)
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