日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

これな~に

2010年10月29日 | 自然 季節
           

「折れたススキの葉を台にして、その穂を上手く丸め何かを創作しようとしたかのようです。丸めた穂と葉は小鳥の糞で固定されています。巣でも作ろうとしたのでしょうか。近くにもう1個ありました。こんな習性の生きものをご存知でしたら教えてください」これは中国新聞「花咲かブログ」へ写真と一緒に送った内容。

受信された管理人さんは「ありゃりゃ、なんじゃこりゃ?!くるっと丸められたススキの穂。鳥が輪くぐりでもして遊ぼうと思ったんでしょうか?? 近くにもう一つあったということは偶然の産物じゃないですよね~ 謎が謎を呼ぶ錦川河畔…さぁ皆さんの自由な推理をどうぞ!」と受けてくれた。嬉しかった。

すると「植物公園大好き」さんという人から解答が届いた。その道のプロの方ではないかと思う。ちょっと長いのですが、

「??? 鳥などが作ったものではなく、偶然の産物だと思います。ススキの穂は伸び上がる少し前まで丸まった葉の中にあります。この葉の上部に偶然に鳥の糞がくっつき、乾燥して葉が開くことが出来なくなった。その状態で花穂が伸び上がり、先端が糞で固められた葉の円錐状態の部分に引っ掛かったまま基部の方が伸び上がったために写真のような状態となった、のだと思います」

具体的で素人にもよく分かる解答。偶然の産物に偶然出合ったということになる。何かいいことが偶然起きないかと期待している。発見は錦川に架かるJR鉄橋付近を散歩中でした。

(写真:偶然見つけたすすきのオブジェ、10.13撮る)
コメント (6)
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