goo blog サービス終了のお知らせ 

日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

痕跡

2010年10月21日 | 生活・ニュース
           

奄美大島では台風13号から流れた雨雲が前線を刺激し観測史上最多の雨量を記録している。その雨はまだ続くという。TVで「どうして通信のインフラが整備されていないのか」とコメンテーター。地方の実態を知ってほしい、と思った。

今年は局地的豪雨が各地で頻発し、大きな被害が発した。広島県では集落が集団移転に踏み切った地区の様子が報道されている。ふるさとを出なければならなくした自然災害の猛威を改めて知らされる。

幸いにそれほどまでには至らなかったが、今年の夏を思い出せばいくつかある。短時間だったがどしゃ降りの雨が道を川に変えた。ダムの放流が何日間も続いた。防災情報をこまめにチェックした日もあった。錦川の増水を見に川土手まで何回も見に出た日もあった。

いつの増水でそうなったか知らないが、自然が自然のままに作った竹アートが岩徳線の錦川鉄橋の橋脚にある。上流から流れ来た竹が橋脚で折れ曲がりUの字になって引っかかっている。それはみんな同じ形をしいる。上手く引っかかったものだと思う。

朽ちてもろくなり、また、いつかやってくる増水のときに下流へ旅していくのだろう。それまでのアート展、気づく人はいないかもしれない。

(写真:橋脚と折れ曲がった竹)
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする