日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

戦い終わって

2014年10月27日 | 地域


 市議選の運動期間は7日間、中国山脈は千メートルの高地から瀬戸内まで県内で2番目に広い市域をめぐるには時間が足りないと聞く。とはいえ立候補者には同一条件ではある。あるが、山間部が地盤の候補は峠を越え谷を渡りながら地元の皆さんへ訴えることになる。市街地を地盤にする人はおそらく経験しないだろう選挙戦はきのう投票が行われ、新議員が誕生した。

 定員32名に40人の立候補者、4人の現職を含む8人が涙をのんだ。その配布に賛否はあるが選挙公報が配られる。全員分に目を通した感想は「市民目線の素晴らしい市政が行われる」というのは今回も感じた。しかし、これまでの市政は、公報の公約は選挙が終われば膏薬のように剥ぎとられ、市民目線とは離れた市政になっている。今回はこれまでと同じ失望をさせないでほしいものだ。

 面白いのは市民の関心も高くマスコミも将来の市政にのしかかるという課題には、大方の候補者が意見を開示しない。勘繰れば、態度表明が投票結果に悪影響するからと、ものいわぬ態度になっているのかもしれない。勘繰り通りなら無責任な態度と言いたい。

 そんな候補者の姿勢に市民はあきらめているのか、とにかく投票率が低く、有権者約11万7千人で今回の投票率は過去最低の57.40%。市内各地でイベントが数多く催されていた。投票を済ませて参加ください、と載っているポスターに主催者の気づかいを感じた。もごもごぐちゃぐちゃ言うからにはまず投票を、1度も棄権したことがないから胸を張って言える。
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