
この冬最強の寒波は積雪の記録を更新した。その影響は地滑りで孤立した集落や、1日近くも渋滞する車中で過ごさざるを得なかった人など大きな混乱と被害を残した。我が街も寒波にさらされていたが、今日は暖かい日差しに気が緩みそうな日和だった。
そんな陽気のせいか、最近になく菜園で体を動かす人を多く見かけた。耕す人、ポリシートで畝をトンネル風に覆う人、畑周りの雑草を抜く人、白菜を収穫する人など、それぞれの仕事が楽しそうだ。
そんな畑作業を見下ろすかのように春の先駆けとして菜の花が咲いている、それも1本だけ。背丈も随分伸びている、しかし寒さに耐えていたのか少し丸まった茎が痛々しい。暖まれば自然の姿に戻れるだろうと通り過ぎる。
春と言えば桜、昨年の開花を的中させたというウエザー会社の開花予測、今年の錦帯橋の開花は3月29日(水)という、桜は開花から1週間が見ごろ、菜種梅雨の心配はあるがこちらの予測はなかった。