
夜来の雨の何滴かが上手くまとまり絶妙な位置で里芋の葉に大きな水滴となって乗っている。風が吹けば葉が揺れる、揺れれば水滴は落下しそうなものだが上手くバランスを保っている。そのバランス、人の業で無いところにひきつけられて撮らせる。農園作業の始まる前に被写体を探して見つけたもの。
農園作業は月1度、四季を通して午前中3時間、休憩やお茶(実は早めの昼食)を除けが実労はわずかな時間、それでも日ごろ動かさない筋肉を歳見合いに動させばいい健康法になる。
異常気候の夏だったが、日陰に入るとひんやりと感じさせる空気に猛暑は峠を越えたかのように感じる。目の前を群れて飛ぶ赤いトンボの動きも夏の終わりを報せてくれるようだ。しかし、雑草の伸びは真夏の勢いを失っていない。草刈り機の音は暑い暑いと叫んでいる。
雑草に負けないものがある。サツマイモのツルはしっかり伸びて茂っている。そこには雑草が生えていない。もう一つは落花生、一粒万倍という生育の仕方は雑草をよせつけないで夏日を楽しんでいる。次回作業は植え付けも多いという、ということは、先々で収穫が楽しみということになる。さて日差しはどのくらいやわらいでいるだろう。