日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

気象用の時

2019年06月12日 | 生活・ニュース

 一昨日は時の記念日。時の大切さを繰り返すまでもないが、過ぎた時は戻らない。そんな時間を大切にしようと1920(大正9)年に6月10日を「時の記念日」として制定した。日にちの根拠は、西暦671年天智天皇が水時計を建造し時を報せた日を太陽暦に直すと6月10日という。6月は祝日がないので祝日にしようという声もあるそうだ。

 6月10日に気象で表す時の表現を説明していた。「未明から朝までは雨でしょう」、これを聞いて何時から何時までと分かる人はそうはいないだろう。未明は0時から3時まで、3時から6時までは明け方、6時から9時までが朝、ということで雨の降る時間帯は0時から9時という予報になる。9時から12時(正午)は昼前、以後3時間間隔で昼過ぎ、夕方、夜の初め頃、夜遅く、と24時まで分けてある。また、未明から昼前までは午前中、昼過ぎから24時までは午後、昼前から夕方を日中、それから夜遅くまでは夜と表す。

 こうして書いてみると、予報はあらかじめ報せることであって、そこにはある範囲の許容される誤差がある。台風進路の予報円がその例として挙げれる。そう思ってみると何時から何時まで晴、その後何時まで雨と言い切ると予報ではなくなる。未明とか明け方とかなら、多少ずれも、まあいいかとなる。ただ、予報が大きく外れて災害予防できないと問題になる。

 最近は測定機器の進歩により予報の精度が高くなった。受ける側としては嬉しい限りだが、避難指示や勧告といったことに対する住民の対応が課題として指摘されている。まず人命だが、居住地区では災害の種類によって避難場所が変わる。避難場所の改修なども含め一カ所に統合して欲しい。
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