
グループで花壇をつくり「花壇コンクール」に参加する人がその出来栄えをブログに写真アップしていた。猛暑の中の水やりや失敗談など管理は大変だ、と折々にブログで拝見していた。その中に暑いがよく育ってくれたという、すくすくと育つ何枚かのケイトウがあり、可愛いなとある。
そのケイトウの写真が、今年初めて我が家に植えたケイトウと同じで、我が家のそれもよく育ったと確信した。ホームセンターでポット入りの苗を購入、太くて元気そうな苗をプランターに植えた。こちらも楽しませてくれたがもう終わった。苗の糸のように細く丈も低いものが残った。破棄するには忍びなく、門扉横に1本づつ丁寧に植えた。心配をよそに元気に育ち今も咲いている。
その姿は花壇コンクール作品には劣るが負けない容姿をしている。今年のケイトウは猛暑の影響で育ちが遅く、色が薄く枯れた花も多いと、ケイトウ農家の人の話を映像で見た。そう聞くと何が良くて育ったのか考える。猛暑なのでとにかく水はよくやった。育つかなあ、と気に掛けた、この二つが効いたとしておこう。
今も門扉横で主のように大きく葉を広げ茂っている。か弱いと感じたものが日々伸びて大きくなっていくのを見ていると、高齢でも猛暑に負けないでいよう、そう思いながら過ごした。そのお陰だろうか、夏バテを感じないで秋の気配を迎えるころになった。ケイトウに感謝。
(今日の575) 細い苗見守るうちに見守られ